東海工業専門学校金山校／卒業後のキャリア（建築工学科一級建築士神戸中　年則さん）【スタディサプリ進路】

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私にとって設計の仕事は天職。ずっと現役で！

先輩の仕事紹介

「何十年経っても街中に自分が設計した家が建っている」なんて、最高の喜びです！

一級建築士

建築工学科/1996年卒

神戸中　年則さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

一級建築士として住宅の設計、また、社長として全国を飛び回っています。忙しい日々ではありますが、設計の仕事が好きで今でも建築主様と直接打ち合わせを行いながら家を作り続けています。まずは建築主様の生活スタイルなど細かなことをヒヤリングしながら完全オリジナルの家を提案します。これまでに400軒ほど建てました。時には建築主様からお叱りを受けるなど苦労もありますが、「絶対いいものを作る！喜んでもらう！」という想いを原動力に、完成した時に建築主様が涙を流して喜んでくれる。共に喜びを分かち合える。車で街を走っている時に自分の設計した家に出会う。何十年経っても街中に存在している。なんて最高じゃないですか！

学校で学んだこと・学生時代

専門学校時代は、一日も休まずちゃんと学校に行っていました（笑）。担任の先生の話を聞くのが好きで、大手ゼネコンで現場監督をしていた先生の授業がとにかく楽しかった。現場経験を元に教えてくださる実務は大変興味深かったです。もちろん、他の先生方も実際に現場で仕事をされていた方々ですから、どの授業も体験を交えた話をしてくださり面白かったですね。今ではかけがえのない財産です！卒業して二十数年経ちますが、先生も含め、今でもつながっています。それぞれの建築分野で社長や職人、講師となり、全国のあちらこちらで活躍しています。出張先で出会うことも度々あり、支え合える関係性が続いているのが嬉しく心強いです。

手描きの図面にこだわり、他社との差別化にも

分野選びの視点・アドバイス

専門学校では様々な実務を身につけます。先日久しぶりに測量を行いましたが、体で覚えたことは何年経っても忘れないものだなと実感。自然と体が動きましたから。社長目線で言うなら、実務を身につけた人材がいいですよね。ですから、学校で学ぶことはしっかり習得して欲しいと思います。そして、住宅設計をしたいのか？大きなビルを建てたいのか？などできるだけ明確な目標を持てるといいですね。また、仕事する上でこだわりも大事。私は建築主様にお見せする図面は手描きにこだわっています。一軒一軒、丁寧に。以前メンテナンスも兼ねて訪問した家に当時の図面が飾ってあり、本当に喜んでくれたんだなと感動しました！

建築主様とは完成後もお付き合いはずっと続きます

神戸中　年則さん

株式会社プロホーム・大台代表取締役/建築工学科/1996年卒/家業の建設会社を継ぐため、工業高校卒業後、本校に入学。建築工学科で2年間、研究科（現：建築ライセンス科）で1年間学び、建築会社に就職。8年間、現場監督としてキャリアを積んだ後、家業を継ぎ、現在に至る。「今は住宅設計と建築資材販売の2つの事業を展開しています。資材はスペインで生産・輸入しているオリジナルの塗り壁です。弊社の隣と、松阪のハウジングセンターにその塗り壁を使ったモデルハウスがありますから、良かったら見学に来てください。」日本だけでなく世界中を駆け巡る、神戸中（みとなか）さん。セミナー活動や動画配信など様々な手法で家作りを紹介している。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…