本校では、「実践力」をキーワードにして教育を行っています。現場で必要な能力は知識だけではありません。患者様やお子様に寄り添った支援を行うためには、目の前の障害ばかりにとらわれず、その方の性格や家族構成、仕事など、一人ひとりの生活背景をしっかり捉えたうえで、どのような生活を送りたいのか、どのような人生を歩んでいきたいのか、を考えなければなりません。言語聴覚士が働く現場では、様々な専門職が専門性を発揮しながら連携し、みんなでその「人」のことを考えているのです。隣接する鵜飼リハビリテーション病院との連携により多職種との連携がスムーズに行える力、そして患者様やお子様を一人の「人」として捉える力、これらを段階的に身につけられるよう、現場に求められる「実践力」を備えた人材の育成を行っています。
実習後、責任感が増して頼もしい表情になり、見違えるくらい成長している学生の姿に嬉しくなります
本校は、3年間のカリキュラムの中でたくさんの演習を行い、その多くにグループワークを取り入れています。例えば「言語聴覚障害診断学」はほとんどがグループワークで、グループごとに担当教員がつき丁寧に指導します。クラスメイトとともに課題に取り組むことでリーダーシップや協調性を身につけます。これは、将来働く現場で当たり前に行われている「チームアプローチ」にてその力を発揮するためでもあります。また、この演習を通して教員に気軽に声をかけられるようになり、教員と学生の距離はぐっと近くなります。
「想像力と広い視野を持って、その方の想いを汲み取れる言語聴覚士になってほしい」というのが先生の願い
言語聴覚士はその方の人生に寄り添うことができ、喜びを共有することもできる素晴らしい仕事です。現場で求められる人材育成のために、より実践的な教育に力を入れている本校で一緒に学びませんか。
社会人としての経験を経て、ことばの大切さに気づき、ことばに関わる仕事をしたいと思ったのがきっかけです
専門科目:高次脳機能障害学、言語聴覚障害診断学
社会人として働いた後に、本学科の前身となる専門学校 日本聴能言語福祉学院 補聴言語学科に入学。卒業後は総合病院にて、乳幼児から高齢者まで幅広い方々を対象に、言語聴覚士として12年間勤務。この仕事の素晴らしさを後輩に伝えてほしいと誘いを受け、2016年より現職に。教鞭をとりながら、今でも臨床の現場に立ち続けている。
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