「言語聴覚士」はコミュニケーションと食べることの専門家 |
何らかの問題により、話すことや食べることが難しくなった方に対し、検査を行い問題点を明らかにし、リハビリテーションなどの支援を行うのが言語聴覚士です。例えば、聞こえの問題、ことばの発達に遅れのあるお子さん、失語症や発音障害、また、癌などによって声が出せなくなった方など、対象はとても幅広いです。なぜなら、コミュニケーションと食べることは人生を終えるまで、ずっと必要なものであり、その人らしく幸せに生きていく上で欠かせないもの。これらによって仕事への復帰が叶わない、趣味や生きがいを失くしてしまうなど、人生が一変してしまった方々に対し、再び生きる希望を見出してもらえるような支援ができる力が必要です。言語聴覚士は機能の向上のための支援はもちろんですが、その方のその後の人生にも目を向け、一人の人として支える仕事なんです。 |
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対象者とたくさんの会話を経験する機会を大切にしています |
何らかのコミュニケーション障害を持っている方は、自分の言いたいことが言えない辛さを抱えているもの。言語聴覚士は、コミュニケーションを取ることだけではなく、それが困難な方から想いを引き出し、聞き出し、ご家族や他職種に伝えていくことも、大切な役割です。そのためには、対象者の方々とたくさんの会話を経験することが必要です。本校では入学後すぐに母体である鵜飼リハビリテーション病院の協力の下で患者様との会話を複数回経験できる環境があります。さらには現場の言語聴覚士や入院患者様からも指導を頂きます。このような経験は、自身のコミュニケーションスキルの向上につながることはもちろん、何より、対象者の方々と話すことに対する垣根をなくすことにつながります。目の前の対象者の方と一人の「人」として接して支援できる力を自然と身に付けていくことができるよう、段階的に演習を重ねていきます。 |
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