私にしかできない技術を提供したい
SHIMAのスタイリストになって約2年。今では100人以上のお客様からご指名をいただけるようになりました。私のモットーは、お客様の「こんな風になりたい」を実現させること。というのも、「お任せします」とおっしゃるお客様も、大なり小なり必ず何かこだわりをお持ちだからです。私はそのこだわりを何よりも大切にし、それを実現するにはどうしたらよいかをプロ目線で考えながら、お一人おひとりの、唯一無二のスタイルを作り上げていきます。自分のスキルでお客様をかわいく、キレイに。ヘアスタイルひとつで人って自信も身に付くし、変わることだってできる。そのサポートができる仕事は、すごくやりがいがあります。
幼い頃、美容室に行ってカットしてもらったとき、前髪の仕上がりが微妙で、とてもショックだったことが忘れられません。かわいい前髪にしてほしかったのにちっともかわいくない。誰もかわいいって言ってくれない…そんな悔しい気持ちがいつしか「私がみんなの前髪をかわいくしたい!」という意欲につながり、中学時代からは本気で美容師を目指すことを決めました。国際文化を知ったのは、母の知り合いの美容師さんからの勧めです。「面倒見の良い学校のほうが技術も身につく」という話を聞き、オープンキャンパスに参加。美容業界そのものが厳しい世界だと認識していたので、それなら学生時代からきちんと指導される環境で学ぼうと思ったんです。
開店前や閉店後に、後輩の指導も行っています
国際文化は、実践的な学びの幅がとても広いので、いろいろな技術が身に付きました。また、コンテストなども多く、やりたいことには何でも挑戦できます。学生時代の私はメンズカットに興味があり、刈り上げの練習ばかりしていました。サロンでは女性を担当しているので今はメンズカットをすることはありませんが、どんな技術も仕事をするうえで必ず何かに役立ちます。将来の仕事に結びつくかどうかを考えて学びを選択するよりも、学生時代は目の前のやりたいことを徹底的にやっておくことをおすすめします。やりたいことをやるってとても楽しくて苦にならないし、楽しいからスキルもアップ。得意なことは、自分にとって一生モノの糧になります。
SNSはスタイリングやメイク、プライベートの投稿も
SHIMA SIX GINZA店 勤務/美容科/2019年卒/「美容師としてのアピールや集客にもつながるので、SNSでの発信にはとても力を入れています」と話す佐藤さん。現在、SNSのフォロワーは6.5万人を超えており、多くの人が佐藤さんの作品に注目している。一方、店のスタッフからの信頼も厚く、現在は新人美容師の教育を担当。母校である国際文化理容美容専門学校を訪れ、卒業生としてステージに立ち後輩たちに話をする機会もあったという。「卒業生にとって国際文化は心のふるさと。いつでもあたたかく迎えてくれる学校です。美容の世界のこと、仕事の楽しさや厳しさ、やりがいなどを後輩たちに伝えていく機会をたくさん持てたら、と思っています」。
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