日本スポーツ協会が公認するアスレティックトレーナー(AT)の資格取得を目指す学生たちの指導をしています。担当授業は「コンディショニング」「AT概論」「スポーツ栄養学」「トレーニング実技」などです。最も力を入れているのは「コンディショニング」の授業で、教科書に載っていることだけでなく、私がこれまで第一線で培ってきた「生きた知識」を余すことなく伝えています。スポーツの世界は、たとえ極限まで練習したとしても勝てないことがある厳しい世界です。全身全霊をささげて戦う選手を支えるトレーナーも、同じくらいの熱量で学び、技術を身につけなければなりません。技術や知識の取得も大切ですが、学生のうちからトレーナーとしての責任感を持ってほしいと思いながら指導しています。
選手の顔を思い浮かべながら勉強や実技の練習をすると、学ぶことが苦しみではなく楽しみに変化します。
本校にはATの資格を保有する教員が多数います。そのため、3~5人程度の少人数制で現場実習を行うことが可能。一人ひとりの実践の機会を十分に確保できています。私のもとで実習する学生たちには、「失敗を恐れず、挑戦してみよう」といつも伝えています。入念に事前準備をしたとしても、スポーツの現場では常に予期せぬ出来事が起きます。そんなときに戸惑うのは当然のこと。困ったことがあれば絶対に手を差し伸べるので、恐れず挑戦してほしいと思っています。その思いに応えるように、積極的に取り組む学生が多いですね。
「トレーナーになりたい」という熱意あふれる学生たちが、自主的に始めた勉強会でも指導をしています。
ATの資格取得は決して容易ではありません。しかし、本校の教員は、「本気でトレーナーになりたい!」という熱意のある学生にはサポートを惜しみません。一所懸命に勉強することで、精神的にも成長できるはずです。
トレーナーにとって大事なことを一つひとつ丁寧に教えていくので、安心して学びに来てください。
専門:「機能解剖学」「スポーツ栄養学」1979年、広島県生まれ。都内にある専門学校を卒業後、青山学院大学トレーニングセンターにて研鑽を積む。2011年より日本オリンピック委員会専任メディカルスタッフに任命され、ボート競技日本代表のヘッドトレーナーを13年務める。これまで携わった競技はラグビー、相撲、フィールドホッケー、スキー(アルペン男子日本代表)、男子バスケットボール(U-18男子日本代表)など多岐にわたる。
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