選手の身体をケアすることが、主な仕事です
プロバスケットボールチーム「鹿児島レブナイズ」のアシスタントトレーナーです。練習の前後は体重管理や、疲労度と痛みの数値を選手に聞き取りコーチに報告。ドリンク準備やモップ掛けといったフロア管理もします。トレーナーとして大事にしているのは、視野を広く持ち、選手の様子を見逃さないことです。複数の業務をこなしながらも、急なアクシデントに対応できるよう、選手への目線は切らない。試合時も「そろそろドリンクや上着が欲しい頃かな」等、考えながら準備します。遠征試合ではマネージャーの仕事をサポートすることも。みなさんとても温かく、協力しながら働けるチーム。今は少しでも多くのことを手伝えるようになるのが目標です。
小学生から長くバスケをしていましたが、ケガを相談できる人が周りにいませんでした。それもあり、競技に必要な身体作りの知識やケアを提供できるアスレティックトレーナーの仕事に興味を持ちました。トレーナーの勉強をしたい気持ちがありましたが、いったん地元の大学の工学部に進学しました。けれど、3年次にコロナ禍で大学に通えなくなってしまったんです。研究室を選んだり、就活を始める時期でしたが、自分を見つめ直すうちに『やっぱり、本当にやりたいのはトレーナーの仕事』という想いが強くなりました。『学費は自分で何とかするから』と親を説得し、アスレティックトレーナーコースへの入学を決めました。
練習前、選手にテーピングを行います
アスレティックトレーナーコースは実習先が豊富で、私は履正社高校陸上部が実習現場でした。指導担当の部谷祐紀先生には、トレーナーとして大切なことをたくさん教わりました。まず、選手との距離感。友達みたいなのも良くないし、かといって距離感があると信頼関係を築けない。適切な関係性の作り方は今も参考にしています。また、トレーナーは医師やコーチ、選手など、いろんな人と接する仕事なので、レスポンスの早さや言葉の選び方が大事だよ、とも。その一環として、先生に何か報告する際は「足の曲げ伸ばし」ではなく、「屈曲」「伸展」といった医療用語を使うように言われていて。ちゃんと説明できるか、いつもプレッシャーでした(笑)。
ウエイトを終えた選手の身体をケアします
「鹿児島レブナイズ」勤務 アシスタントトレーナー/スポーツトレーナー学科 アスレティックトレーナーコース/2023年卒/1999年生まれ、愛媛県立松山東高校出身。高校卒業後、県内にある大学の工学部へ進学。コロナ禍に見舞われた大学3年次、「本当にやりたいことを仕事にしたい」とアスレティックトレーナーを目指す。履正社国際医療スポーツ専門学校を卒業後は、愛媛県内にある整形外科に勤務する。24 年7月、プロバスケットボールチーム「鹿児島レブナイズ」のアシスタントトレーナーに就任。
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