世界各地から老若男女を問わず、様々な背景をもった何万人というお客さまが行きかう空港。同じ日は一日とない、常に新鮮な気持ちで臨めるグランドスタッフの仕事に誇りと魅力を感じています。私にとってJALは小さな頃から憧れの企業。念願が叶った上、入社2年目にはヒューマンサービス担当のキャプテンの一人として選んでいただき、ハロウィンやクリスマスなどの各イベントを企画しました。担当のメンバーで全て一から内容を考えて作り上げ、迎えた本番当日。お客さまから笑顔で「やっぱりJALですね」「これからもJALに乗ります」という大変嬉しいお言葉をいただき、「本当に私の夢が叶った」という達成感を得ることができました。
JALのグランドスタッフになりたいという夢を実現できたのは、間違いなく大阪外語専門学校の面接対策授業「ジョブ・インタビュー」です。私は面接などの堅苦しい場面になると、緊張から自分らしさを失ってしまう傾向にありました。また、簡潔に話すことができないという弱点も。しかし「ジョブ・インタビュー」の授業があったからこそ、人前に立って話すことに徐々に慣れていき、本番では普段よりもリラックスして自分らしさをアピールできたと実感しています。また、先生方からのアドバイスによって「どのようにすれば、相手に伝わりやすく簡潔に話せるか」を学べたことが、今のグランドスタッフの仕事においても役立っていると感じています。
グランドスタッフに英語力は必須です。お客さまからご質問を受けることやお伝えすべき内容も複雑なものが多いため、高い英語力が求められます。安全に関わる大切な確認や航空券のルールに沿った説明、飛行機だけに限らず空港についてのお問い合わせもあります。また、機内で起きたことも到着後にグランドスタッフがご対応することが多く、その時々で必要な英語が瞬時に出てこないと、お客さまの大切なお時間を奪ってしまいます。この仕事をめざす方は、ぜひ英語のスピーキング力を身につけておくことをおすすめします。また、タブレットの翻訳アプリでご対応は可能ですが、中国語の基礎を学んでおくだけでも、より楽しく会話ができると思います。
株式会社JALスカイ 勤務/キャビンアテンダント・エアライン科(2年制) グランドスタッフ専攻 卒/2020年卒/「小学校1年生の頃、JALのお子さま一人旅サービスを利用して親戚のいる韓国へ。不安から涙ぐんでいた私に優しく寄り添ってくださったJALの方々をみて、こんな女性になりたい!と憧れを持ちました」と話す新田さん。やがて憧れが夢となり、航空業界で働きたいという想いを胸に大阪外語専門学校へ進学。念願であったJALグループの空港運営会社である『株式会社JALスカイ』に就職。入社2年目にはヒューマンサービス担当のキャプテンの一人に抜擢され、お客さま向けイベントの企画から運営を担当するなど活躍の幅を広げている。