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東京都認可/専修学校/東京

ソウケイビジュツガッコウ

少人数で丁寧なアドバイスが魅力。先生とは「距離が近い」なんて一言では表せない関係

水戸工業高等学校
飯島 尚 2016年度入学
●初心者でも安心して学べる環境と好きなことを見つけたい想い
オープンキャンパスの時の先生の対応から、先生との距離がとても近い学校だと感じました。生徒の人数が少なく色々とアドバイスをもらえるし、先輩も親切で仲良くなれそうだったので、こういった人間関係は将来のためになると考えました。他の専門学校と比べて「売り込んでくる感」が無かったことも好印象でした。地元にもデザインの専門はあったのですが、それよりも、1年の時にグラフィック以外の分野も基礎からしっかり学べるので初心者でも安心して学べそうという安心感から、創形に決めました。高校の頃はスポーツばかりしていて美術に関しては初心者だったので、基礎を学ぶ期間が必要なのではないかとも思いましたし、なにより、色んなことに挑戦して本当に好きなことを見つけたいという想いが強かったです。

●描きたいことを描けるようになりたい
元々工業高校で建築を学んでおり、その中でデザインを学びたいと思うようになりデザイン系の専門学校を探していました。1年の授業で全学科の基礎を学ぶ中で、油絵と出会いました。元々興味のあったグラフィックデザインもやはりとても楽しかったのですが、デザインは「就職して会社の仕事にデザインを生かす」イメージ。親も就職にはデザインの方がいいだろうと進められたのですが、僕は「自分のやりたいことをやり、描きたいことを描いていきたい」と思うようになりました。
2年になる時に絵画造形専攻に移り、油絵を描いています。将来も美術の道に進みたいと思っているので、コンクールや展示会にも出していけるように今はひたすら絵を描いています。

●フランスでのアトリエ生活を目指し
創形には卒業時に優秀な生徒に送られるパリ賞という賞があります。これを受賞できるとフランスで9か月アトリエを使用させてもらえます。専門でこの権利があるのは創形だけです。美大でもこの賞が目指せる学校はありますが、美大なら数百人に1人のところ創形なら40人に1人。なんといっても倍率が違うので、創形で良かったと思っています(笑)
パリ賞を受賞するには技術力はもちろん、出席や授業態度も評価されるので、日々の生活を頑張っています。フランス語の授業も取って、このフランス生活に備えています。

●先生と生徒という枠を超えた「アトリエの仲間」
創形を一言でいうと「やりたいことをやれる学校」だと思います。とても自由にやらせてもらっていますし、色々な制度も非常に融通を利かせてくれます。だから、入学する時はまだ方向性が見えていなくても、絵を好きな気持ちがあればそれでいいと思います。
1年の時に油絵からアニメーションまで色んな事を学べます。3年制なので時間もしっかりあります。先生も親身になって協力してくれるし、先生と生徒という枠を超えて1つのアトリエの仲間のように接してくれます。休日に先生の家でBBQをすることもあるくらいです(笑)先生も生徒もなく、皆で美術の技術を磨いていこう、という雰囲気です。だから毎日がとても楽しいです。

●基本的にすべて受け入れてもらえる環境
やりたいと思ったことは、基本的にすべて受け入れてもらえています。僕はファインアート科の絵画造形専攻ですが、映像作品を作りたいと言う相談をしたところ、2年でも他の学科の授業も受けさせてもらえることになりました。もちろん絵画の授業がメインですが、グラフィックの授業なども空きコマで受講できるし、単位も認めてもらえます。映像に興味が湧いたので、2年になってからインカレで法政大学の映画サークルに入りました。役者も制作も、なんでもやります。いまは脚本を作っているところです。

●「みんなで自由に絵を描く」という授業雰囲気が好き
自分の制作に没頭できる授業が好きです。作品を作る時「こういう風にしたい」と相談すると、その時のテーマに沿っていれば先生は認めてくれます。絵画の授業は1つのアトリエで行います。みんなで自由に絵を描く、という授業雰囲気が楽しくて好きです。アトリエでの作業は集中できますし、ベランダからの景色は眺めも最高です。
1つのアトリエなので他の人の作品も見ることができます。素直に「うまいなぁ」と思ったり、意見も交換しあったりしています。2年の絵画専攻は9人なのですが、時には制作途中でも皆からアドバイスをもらったり講評会をしたりします。学校に通っている間は絵のことをずっと考えているので、その環境も心地よいです。

●やりたいことを応援してもらえる環境。自分の幅を広げていきたい!
現在は先に東京に来ていた姉と二人暮らし中です。放課後にはバイトをしたりしながら生活しています。
油絵をコンクールや展示会にもどんどん出して行きたいので、制作も頑張ります!学校からもパンフレットや画廊の情報が沢山もらえるので、まずはグループ展に出して行きたいと思います。学年関係なく仲が良いので、先輩後輩の間でも美術に関する情報交換をしたりしています。
ずっとスポーツをしていたので、正直に言うと高校生の頃は文科系に対して偏見を持っていました。文科系の道に進むことに抵抗がありました。でも、創形に入り様々な人と関わりをもっていく中でそういった偏見は無くなりました。やりたいことを応援してもらえる環境に入れたので、自分の幅を広げていきたいと思います。

飯島尚さん(ファインアート科 絵画造形専攻2年)
創形美術学校(専修学校/東京)
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