2つのブランド便(ANAとAirJapan)に乗務しています
国際線の客室乗務員として、機内サービスの提供や保安対応などが主な業務です。旅行や留学など、人生の特別な時間を過ごすために搭乗されている方も多いので、不測の事態が起こらないよう周囲には常に気を配り、積極的にお声掛けをするほか、海外からのお客様には文化や宗教などの違いに配慮した対応を心がけています。この仕事の魅力の一つは感謝の言葉を頂けること。フライト中に気分が悪くなってしまったお客様を介抱したことがあったのですが、「一生忘れられないフライトになりました。皆さんのような温かい人になれるよう努力していきます」という置き手紙を頂いたときは、改めてこの仕事をしていて良かったと感じました。
英語のスキルを向上させたいと、率先して英語に触れることを心がけました。当初は英語での会話に恥ずかしさを感じることもありましたが、授業では上級クラスに所属して、ネイティブの先生と積極的にコミュニケーション。校内の英語スピーチコンテストにもチャレンジし、人前で自信をもって英語で話せるようになりました。また就職活動の際には進路相談室に頻繁に通って対策を徹底。先生方には志望する企業の求める人物像を一緒に考えてもらったり、何度も面接練習をしてもらうなど、大変お世話になりました。先生方とのやり取りを通して、コミュニケーション面での成長も実感することができ、自信を持って面接に臨むことができました。
安全のために情報は事前にしっかりと把握します
自分の強みを理解して仕事に活かすことができれば、より楽しいものになると考え、「自分の強みを活かせるか?」という観点から将来を考えました。そのためにはまず自分にどのような能力があるのか徹底的に俯瞰してみることが必要。私は自身の強みや弱み、やるべきことをノートに書き出して客観的に自己分析することを心がけました。弱みはそのままにせず、強みに変えていこうという心構えを持って取り組めば大丈夫でしょう。また希望する会社での将来を考えることも大切なこと。入社後にどのように仕事ができ、その先のキャリアがどうなっていくかを想像しながら就職活動を続けていけば、より自分にマッチした進路が見つかると思います。
成田空港と羽田空港が拠点です(撮影協力 成田空港)
株式会社エアージャパン 客室部 勤務/国際観光ビジネス科/2016年卒/学生の頃から海外旅行に行き、語学留学中に客室乗務員経験者と出会い、この仕事に興味を持つようになったという河野さん。国際線のビジネスクラスなどのフルサービスに携わりながら、グローバルに活躍できる株式会社エアージャパンに就職。「現在は客室乗務員としてのスキルを磨きながら2つのブランド便に乗務しており、将来は安全面とサービス面でより多くの責任が必要なパーサーになることを目標にしています。特にサービス面では乗務便に合わせたサービスプランを考え、お客様にとって魅力的な機内空間をご提供できるパーサーとして成長していきたいです。」と語ってくれた。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。