環境やコストなど、さまざまな制約を乗り越える プロダクトデザイン

プロダクトデザイン分野教員 喜屋武タケル
―― 現在桑沢でご担当されている授業について、教えてください。
昼間部1年生の基礎デザインでプロダクトデザインを担当している他に、1・2年生対象のカースタイリング、そしてプロダクト分野に進んだ学生に対して、モデリングを教える授業を担当しています。カースタイリングはその名の通り車のデザインを教える授業です。カーデザイナーの就職試験は、デザイン分野の中でも特段早く、卒業前年度に行われるのでかなり早めに準備をしなければ間に合いません。この授業ができるまで、カーデザインを目指す人たちは、それを事前に知った上で授業とは別に独学で準備しなければならなかったんです。そこでNORI,inc.創業者で私の師匠でもある栗原典善さんが桑沢で先生として教えていたときに、車メーカーの就職対策として、1〜2年生から学べる授業を作りました。私は彼からそれを引き継いだ形になります。手伝いをしていた頃から数えると、もう10年くらいになりますね。
写真は、モデリングするためのテクニックを身につける授業の課題作品です。他の学校だとこの手法はスピードシェイプと呼ばれていて、速そうな形ばかりができるのですが、私の授業で重要視しているのは、立体として成り立つことです。面が自然に移り変わるにはどういう面処理をするのが良いのか、稜線をどういう風に回せば自然に見えるのか。ハイライトを通すとかエッジを繋ぐという話ばかりしています。そういう意味ではカーデザインの要素がたくさん詰まった授業です。
―― これからプロダクトに進学したいと考えている学生に向けてメッセージをお願いします。
プロダクトデザインの仕事はクリエイティブな作業だけでなく、現場との調整などもあり大変ですが、苦労したものが世に出る経験はかけがえのないものです。私自身はデザインをコミュニケーションの手段だと思っているので、コミュニケーションの相手であるクライアントやユーザーに「どうやったら伝わるのか」をひたすら考えながらやることも醍醐味の一つです。プロダクトデザインは絵を描いて立体化する、あるいは立体から絵に落とし込む、というように二次元と三次元を行き来する作業になるので、そういうことを楽しめる方には、ぜひこの世界に入ってきて欲しいなと思います。
昼間部1年生の基礎デザインでプロダクトデザインを担当している他に、1・2年生対象のカースタイリング、そしてプロダクト分野に進んだ学生に対して、モデリングを教える授業を担当しています。カースタイリングはその名の通り車のデザインを教える授業です。カーデザイナーの就職試験は、デザイン分野の中でも特段早く、卒業前年度に行われるのでかなり早めに準備をしなければ間に合いません。この授業ができるまで、カーデザインを目指す人たちは、それを事前に知った上で授業とは別に独学で準備しなければならなかったんです。そこでNORI,inc.創業者で私の師匠でもある栗原典善さんが桑沢で先生として教えていたときに、車メーカーの就職対策として、1〜2年生から学べる授業を作りました。私は彼からそれを引き継いだ形になります。手伝いをしていた頃から数えると、もう10年くらいになりますね。
写真は、モデリングするためのテクニックを身につける授業の課題作品です。他の学校だとこの手法はスピードシェイプと呼ばれていて、速そうな形ばかりができるのですが、私の授業で重要視しているのは、立体として成り立つことです。面が自然に移り変わるにはどういう面処理をするのが良いのか、稜線をどういう風に回せば自然に見えるのか。ハイライトを通すとかエッジを繋ぐという話ばかりしています。そういう意味ではカーデザインの要素がたくさん詰まった授業です。
―― これからプロダクトに進学したいと考えている学生に向けてメッセージをお願いします。
プロダクトデザインの仕事はクリエイティブな作業だけでなく、現場との調整などもあり大変ですが、苦労したものが世に出る経験はかけがえのないものです。私自身はデザインをコミュニケーションの手段だと思っているので、コミュニケーションの相手であるクライアントやユーザーに「どうやったら伝わるのか」をひたすら考えながらやることも醍醐味の一つです。プロダクトデザインは絵を描いて立体化する、あるいは立体から絵に落とし込む、というように二次元と三次元を行き来する作業になるので、そういうことを楽しめる方には、ぜひこの世界に入ってきて欲しいなと思います。


