“日本と韓国の架け橋”を育てることを大切にしています。クラスを習熟度別に編成しているのは、韓国語をゼロから学ぶ方も、入学前に独学をしている方も、自分に合ったレベルで学べるようにするためです。また、2 年次後期には、韓国と日本の交流事業を展開する駐日韓国大使館韓国文化院(東京都・四谷)を訪れ、韓国文化院の方から、韓国の郷土食や民族衣装、伝統家屋など、現地の文化を学ぶ機会を設けています。 さらに、現地の韓国人学生との国際交流の場も作っており、日本語を学びたい韓国人学生と、お互いの文化や暮らしについてカジュアルに意見交換を楽しみながら、互いの理解を深めていきます。
日本から近い外国が韓国。そんな国の言語に興味を持って、学んでほしいと思います。
韓国人教員から本場仕込みの発音を学べる「韓国語発音クリニック」は人気の授業。韓国ドラマのフレーズを用いたり、正しく自然な発音を楽しく学んでいます。「韓国語プレゼンテーション」では、日韓の食文化や教育制度の違い、韓国の若者の流行り言葉などの身近なテーマを扱い、情報を収集し、韓国語で自分の意見や考えを人前で表現する力が高められます。歴史・習慣・食・政治・経済・宗教など、多様な東アジアの文化を研究する「東アジア研究」も日韓の架け橋となるために大切な授業です。韓国文化院にてフィールドワークも行います。
近年は、K-POPや韓流ドラマをきっかけに韓国語に興味を 持ったという学生が多く学んでいます。
韓国語は日本語と語順がほとんど同じなので、すぐにK-POPの歌詞の意味がわかるようになったり、日本語字幕なしで韓流ドラマが楽しめるようになります。若者の間で流行している言葉を学べば興味は高まります。
専門分野:韓国語
筑波大学大学院 人文社会科学研究群 日本語教育学専攻博士課程修了。同 国際日本研究専攻博士課程修了。
韓国語を「読む・書く・聞く・話す」の4技能でバランスよく習得できる授業を展開し、
発音や文法の丁寧な指導とともに、ドラマやK-POPなどを活用した学習も取り入れている。
言葉を通して韓国の文化や価値観を伝えることを大切にし、
学生が韓国語を自分の言葉として使いこなせるよう親身にサポートしている。
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