ニューヨークにあるインテリアデザインの会社でプロジェクトデザイナーを務めています。日本からのお客様のご依頼で、レストラン、お店、ショールームなどの場所探しから、デザイン、工事管理、引き渡しまでを行います。オープンまでのすべてをお客様の夢とともにご一緒させていただける仕事です。どんなときも親身になって付き合うことと、お客様の横にいることが基本となります。やりがいはオープンに立ち会えること。引き渡し前は一人で深夜まで残り、掃除をします。そしてオープンと同時にお客様が入っていくところを遠目からみると、何も無かったスペースに新たなビジネスが生まれたことが実感できるのです。
神田外語学院の留学科の授業は英語で行われるのでついていけるか不安でしたが、慣れるものです。留学への準備期間としてはとてもよかったと思います。実は留学科での出会いによって自分の将来が決まりました。それは「美術史」の授業でした。もともと建築やファッションに興味はあったのですが、英語で行われる授業を通して、さらにアートにも関心を持ち始めたのです。このときの体験が大学でインテリアデザインを学ぶきっかけになりました。留学科を卒業後はニューヨークのアートカレッジ卒業を経て、カリフォルニア州立大学に編入学し、インテリアデザインを学びました。
高校時代から地元を離れ、神田外語学院の留学科で学び、大学ではアメリカに行き着きました。その間には、さまざまな国の人やたくさんの土地と出会いました。その中でもやっぱり故郷というものに非常に大切なものを感じています。これからは自分の立場と現在の状態を考えながら、今の自分が地元に対して貢献できることを形にしていきたいと思っています。仕事での目標は、受注工事金額1.5億円を達成したいと思っています!
YT Resolution Service,LLC.(アメリカ)/留学科米国大学3年次編入コース(2008年より海外大学3年次編入コース)/2003年11月卒/アメリカの大学でインテリアデザインを学んだ田畑さん。「アメリカで仕事をする場合、専攻が大きな鍵を握ります。就労ビザで働く身として、専攻に関連した仕事でないと、就労ビザに限っては取得が困難です。もし、アメリカの大学に進みたい方は、将来の自分を少しでもイメージしながら、専攻を選ぶことをオススメします。決めれない人はたくさんの授業を取り、自分に合った専攻を選んで欲しいと思います」。