神戸電子専門学校のゲームソフト分野は、ゲームと名前が付いていますが、プログラムに特化したカリキュラム設定をしています。正直言いますと私は絵も描けませんし、楽器一つ演奏できません、ゲームのシナリオやアイデアを考えるのは好きですが、プレゼン能力は高くありません。でもプログラムはできますし、大得意。私はそれで良いと考えていて、何か一つのことを高めておけば自分に足りない部分は誰かが補ってくれるということを、開発現場でも体験してきました。
これから本校で学ぶ人にも、そう考えてほしいと思っています。あれもこれも習得するのは大変ですが、極めれば就職に強いのがゲームプログラミングという専門分野です。私の授業でもプロとして生きていけるプログラミング知識・技術を徹底的に教えるので、しっかり学んでください。
C++を用いてオブジェクト指向プログラミングの習得を目的とした授業を担当している長濱先生。「プログラム言語は開発内容や時代によって使用するものが変わっていきます。現在教えているC++も時代とともに使われなくなっていっていることを年度の当初に説明します。その上で授業では一つの言語を習得することを通じて、今後どのような開発言語になったとしても対応できることを目標とします」とのお考えで、今はもちろん、これからのことも大切にされています。学生達の未来を考えた先生の授業を受ければ、就職後もきっと安心です。
高校生の皆さんには、自分が極めるべき分野を探してみてほしいと考えています。もしそれがプログラミングならば、ぜひ神戸電子専門学校を進路の選択肢に入れてみてください。皆さんと会えるのを楽しみにしています。
専門:3DゲームプログラミングI、ゲーム開発応用
兵庫県立兵庫工業高等学校 情報技術科卒業後、神戸電子専門学校に入学。大阪の携帯電話ゲームアプリ開発の会社を経て、2007年より神戸電子専門学校・ゲームソフト分野の教員に。授業では主にオブジェクト指向言語を用いたプログラミング教育に従事。