これまで400社・600アプリ以上と、業界でも多くのスマホアプリや業務用アプリの開発を行なっているフェンリルが私の職場です。私自身は、デザイナーとして鉄道会社の鉄道乗務員の方が情報を共有するための業務アプリ、有名百貨店のポイントカードアプリなどのUIデザインを担当しました。仕事では、誰もが見やすく、キレイなデザインは当然としてユーザーにとっての使いやすさを意識し、トータルにデザインしています。鉄道乗務員アプリでは、1年目ながら、新規案件としてデザインのトーン&マナーの決定から携わらせていただき、使う人のことを想ってデザインした結果、実際にクライアントの方から高く評価いただけたのは感動しました。
小さい頃から絵を描いたり、何かをつくる、表現することが好きでした。デザインには、広告業界で営業をしていた父に、仕事の魅力を聞いて興味を持ったんです。そうして進学時に神戸電子専門学校のオープンキャンパスに参加した際、Tシャツ制作を体験し、現役のデザイナーをしている先生から教われることを聞いて入学を決定。今の会社フェンリルとも、学校の紹介で巡り合い、入社できたので、この学校で学んで良かったなと、あらためて思います。就職活動の時も先生からポートフォリオのアドバイスをいただき、応援していただいたおかげだとも実感できているので、学ぶ内容だけでなく、親身な先生が多いのも学校の魅力だと思いますね。
1年次前期は、紙媒体のグラフィックデザインやパッケージデザイン、タイポグラフィーなどを学んで基本を身につけ、後期からはWebを専攻して、WebデザインやHTMLコーディングなどを実習形式で学びました。進級制作では、兵庫県にある保育園から課題をいただいて、Webサイトをデザインし、成果発表や展示会では、先生や企業の方からデザインを褒めていただいて、すごく自信を持てたのを覚えています。学校では、在学中に色んなものを制作でき、また作品を年に3~4回プレゼンテーションする場があったのは良かったこと。先生や業界のプロからの評価・フィードバックをいただける機会が学生時代にあったことを幸せに思います。
フェンリル株式会社勤務/グラフィックデザイン学科/2020年卒/小さい頃から絵やイラストを描くのが好きだった阪口さん。高校時代には美術部と演劇部の両方で活躍し、何かを創造する、表現・発信するおもしろさを感じていたという。そんな中、父親から広告デザインのことを聞き、デザイナーを目指すべく、神戸電子専門学校へ。学生時代は、多種多彩な作品づくりに取り組み、学校のイベントでも学科を代表してプレゼンテーションを行った。現在は、新人デザイナーとしてアプリのUIデザインに携わる。