専門学校を卒業しただけでは、救急救命士になることができません。専門学校卒業後に国家試験を受験し、合格することではじめて救急救命士として活躍することができます。そのためには、技術はもちろん国家試験のための勉強をしなくてはなりません。解剖や倫理などのカリキュラムをはじめ、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層に対するさまざまな知識・技術を身につける必要があります。授業では、私自身が経験してきたこと(学生時代の話や医療機関での体験など)を織り交ぜながら、少しでも印象付けられる授業になるように工夫しながら行い、学生が国家試験に合格することを目標に全力で取り組んでいます。
湘南医療福祉専門学校では本物の救急車を使って、臨場感ある実習が行われる。「シミュレーション実習では、訓練礼式をはじめ医療シミュレーターや医療資機材、救急車を実際に使用して、現場さながらの授業を行います。消防で災害や救急現場を数多く経験してきた先生、医療機関で搬送業務や救急業務を担当してきた先生とタッグを組み、それぞれの先生の経験を反映しつつ、授業では、学生一人ひとりが自ら考え、行動する姿勢を育てることを大切にしています。また、女性ならではの目線や心遣いを伝えることも心がけています」と大木先生。
「人を助けたい!」その強い気持ちと高い志があれば、3年間の学生生活はあっという間です。その時間を私たちと一緒に湘南医療で学びませんか。救急救命士に一歩でも近づけるように、全力でサポートしていきます。
専門:シミュレーション実習 他
略歴:救急救命士資格取得後、総合病院へ入職。病院内救急救命士として従事し、病院退職後、湘南医療福祉専門学校へ着任。非常勤講師を経て、現在、専任教員として学生の指導にあたる。