実習では、利用者さまとのコミュニケーションを大切にしています。さまざまな種類の施設を体験するので、自律度の高い人や寝たきりの人などそれぞれです。また、人生の背景やパーソナルスペースも異なります。相手の気持ちになって状況を判断し、何を話していただくか、質問の仕方はどうしようかなど常に工夫をしています。
介護福祉士の資格取得はもちろんですが、将来は救護施設でケアマネジャーとして働くことが目標です。福祉には安心してサービスを受けられるように利用者さまを真ん中に、ケアマネジャーや介護福祉士、看護師や作業療法士など多職種の連携が重要です。施設の中でも、その仕組みが最もみられる救護施設に魅力を感じています。
介護職の母の影響で、福祉の世界に興味をもちました。決定的だったのは、高校生の時に行った母の職場見学です。施設の雰囲気の良さと、そこで見た、私の知らないキリリとした母の顔がとてもかっこよくて憧れました。
他では経験できないほどの、実習先の多さに注目してください。入学直後からスタートする多彩な施設実習での経験は、将来の自分の居場所を探すヒントになります。また、先生方は熱心で、学ぶ意欲を掻き立てられます。