産科・婦人科・小児科の専門病院にて、受付や電話対応、会計や診療計算のほか、妊婦検診受診票の札幌市への請求業務も行っています。病院という場所は、患者様は心細さを感じて訪れることも多いため、親身になって少しでも安心していただけることが重要。そのため、患者様だけではなく、ご家族の方とのコミュニケーションも積極的に自分から取るように心がけています。その他、産婦人科への受診を検討している友人から、検査や費用の相談を受けることがあります。不安に寄り添いながら質問にしっかりと受け答えができた時は嬉しかったです。また、先輩から新たな仕事を任せられた時には自分の成長を感じられるので、やりがいとなっています。
小さい頃から、看護師や歯科衛生士、助産師など憧れを抱く職業が医療関係から離れたことがなく「自分は病院で働きたいんだな」と何となく考えていました。高校生で進路を本格的に考え始めた時に、字を書いたりPC作業が好きな自分にとって、医療事務という仕事に向いていると感じて、この道へ進みました。現在の病院を選んだのは、高い接遇レベルに感動したからです。例えば、受付業務では、ホテルのコンシェルジュのように患者様一人ひとりへのきめ細やかな接遇を行います。全体を通して患者様への満足度の高い病院を目指していることが魅力的に感じ、「ここで働きたい」と思いました。
いつも丁寧な対応を心がけています
学生時代で一番力を入れていたのは資格の取得でした。試験1週間前に行う集中講義「資格1week制度」は大変でしたが、クラスメイト皆で頑張った思い出があります。そのおかげで、11種もの資格を取得することができ、就職活動時のアピール材料にすることができました。また、学校はとてもアットホームな雰囲気があり、運動会や宿泊研修などさまざまなイベント・行事での思い出ができました。私は実家を離れて一人暮らしをしていたのでホームシックにもなってしまうことがありましたが、家族のような存在の先生方に精神的にも支えていただき、そのおかげで乗り越えられたなと思います。
カルテ整理なども大事な業務です
医療法人明日葉会 札幌マタニティ・ウイメンズホスピタル勤務/医療秘書学科 医療事務コース 卒/2018年卒/『女性の一生をケアできる病院を目指す』をコンセプトに持つ病院で働く渡辺さん。現在の業務は、外来の対応を中心に行っており、いずれは入院や退院の計算や精算業務までもできるマルチプレイヤーを目指して日々働いているそう。「札幌デジタル&どうぶつ・医療・観光専門学校の先生方は、一人ひとりを見てくれる母親のような安心感を感じられるところがあります。そのおかげで、学生時代はとても実りのあるものになりました」と語ってくれた。
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