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  • 稲場 晃生さん(どうぶつ未来学科(2年制) 公務員専攻/北海道警察 警察犬ハンドラー)

北海道認可/専修学校/北海道

ホッカイドウドウブツ・イリョウセンモンガッコウ

担当犬のキャンは、親友であり、大切な仕事の相棒です

先輩の仕事紹介

人と犬が協力することで、人命を救助する。責任とやりがいが大きい仕事です

北海道警察 警察犬ハンドラー
ペット学科 総合ペット専攻(現:どうぶつ未来学科 公務員専攻)/2022年卒
稲場 晃生さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

災害救助犬のキャン(ラブラドールレトリバー)とコンビを組んで現場に行き、要救助者や遭難者を発見し、助ける任務に携わっています。災害や救助要請は事前の予測ができないため、すぐに対応できるよう、普段から犬の訓練や犬の体調・コンディション管理を行うことも、私たち「警察犬ハンドラー」には欠かせない仕事です。また、この仕事は人間だけではできません。担当犬のキャンがいてこその仕事で、「人と犬との協業」があって初めて「何ものにも代えがたい人命」を救うことができるのです。キャンは私にとって、まさに一心同体のバディ。大変な仕事ですが、キャンとともに仕事を成し遂げたときのやりがいは、言葉にできないほど大きいです。

この分野・仕事を選んだきっかけ

幼い頃から犬が好きで、将来は犬に関わる仕事がしたいと思っていました。同時に、犬と共に人を助けることができたらいいなと考えていたので、警察犬に興味を持ちました。調べてみると、警察の中には、警察犬と一緒に人命救助やテロ警戒を行う部隊があることを知り、「自分のやりたいことはこれだ!」と直感。警察に入るには、まず公務員試験に合格する必要があったので、在学中に試験を受け、卒業後は警察学校に10ヶ月通いました。その後、地域の交番勤務などを経て、長年の目標であった警察犬を担当することに。専門性が高く大きな責任感も伴う仕事だからこそ、絶対にこの仕事がしたいという気持ちと、妥協しない強さが必要だと思います。

犬への接し方の基本は、学生時代に学びました

学校で学んだこと・学生時代

犬と一緒に生活しながら学び、実習も多いカリキュラムに魅力を感じて、北海道どうぶつ・医療専門学校を選びました。在学中は想像以上に犬と多くの時間を過ごすことができました。いつも学内犬が身近にいることで、犬たちの様子を気にかけることが当たり前の毎日。今も特に意識することなく、常に犬の体調やコンディションを観察できるのは、在学中のこうした環境があったからだと思います。また、仕事に直結するしつけや飼育管理に関する資格も取得でき、公務員試験対策や面接対策もとても丁寧に行っていただきました。自信を持って面接に臨むことができたのは、手厚いサポートがあったおかげで、先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

リアルな現場を想定して訓練を積み重ねます

稲場 晃生さん

北海道警察本部 警備部機動隊 警察犬小隊 所属/ペット学科 総合ペット専攻(現:どうぶつ未来学科 公務員専攻)/2022年卒/警察には、刑事部の管轄で犯罪捜査の支援などを行う警察犬と、警備部が管轄する警察犬がいて、後者はさらに警備犬と災害救助犬に分けられ、稲場さんは災害救助犬を担当している。北海道どうぶつ・医療専門学校に在学中、数多くの犬と関わり、コミュニケーションを取った経験が、その後の人と犬とのコミュニケーションにも大いに役立ったという。「犬は言葉が話せないからこそ、想いをくみ取ることが大切。相手の心情を考えながら、状況に応じて対応するスキルは、対人関係にも活かされていると思っています」(稲場さん)。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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