カーテンを中心としたインテリアの専門会社に入社して約半年。すてきな生地に囲まれながら、専用のミシンでカーテンの裾を縫っています。だんだんと仕事にも慣れてきて、縫製のスピードが速くなりました。カーテンの縫製では、生地の厚さや繊細さによってミシンに使う糸を選ばないといけません。この糸選びでも、今泉服飾専門学校で習った知識がとても活きています。また、カーテンを束ねるためのタッセルや、カーテン生地でクッションなどを作る際に、学校で学んだ基礎を活かせているとも感じています。おしゃれな柄や可愛い柄のカーテンがお客様のお部屋を彩ることを想像しながら、毎日のお仕事をがんばっています。
私が幼い頃は祖母が洋服を作ってくれるなど、身近にミシンがある家庭で育ちました。だから自然と「将来は縫製の仕事がしたい」と思っていました。また、家政科がある高校に進学して洋裁を学び、「もっと深く縫製の世界を学びたい」と考えるようになりました。そこで何校かオープンキャンパスに参加したところ、もっともアットホームで先生の教え方が丁寧な今泉服飾専門学校と出会い、迷わず入学を決めました。入学してからは、先生方がファッション色彩能力検定や婦人子供服製造技能検定2級、パターンメーキング技術検定なども積極的にすすめてくれたおかげで、履歴書に書ける資格検定がたくさん取得でき、スムーズな就職につながりました。
アットホームな雰囲気の中、技術力の高い先生から徹底的に基礎を教えてもらえました。また、先生との距離も近く、いつでも気軽に相談することができました。今でも覚えているのは4年生のドレス制作。悩んでいた時に、「仕事が丁寧だね」「作品の仕上がりがすごくキレイ」と評価され、それが自信につながりました。勉強以外でも、修学旅行や年に1回のスポーツ大会、学園祭や卒業ファッションショー、「繊維の街」東京の日暮里にみんなで行って作品に使う生地を買ったりなど、思い出もたくさん作れました。
株式会社ローレル 勤務/プロフェッショナル科 ファッションクリエイトコース/2022年卒/岩手県出身。もっと深く縫製の世界を知りたいと考え、今泉服飾専門学校に進学。裁縫の基礎からドレスを作るまでしっかり学べる4年間のプロフェッショナル科を選んだ。学校の先生のすすめで現在の会社と出会い、スムーズな就職活動を経て現在に至る。今後の目標は「多くのお客様に喜んでいただけるカーテンを作る」と「難しい特殊な注文もこなせるように技術向上に努めたい」とのこと。尊敬できる先輩たちを見習い、正確性・スピードを上達中。趣味はお菓子作り。休日にクッキーや紅茶のチーズケーキなどを作り、気分転換をしている。