株式会社コナミデジタルエンタテインメントにて野球コンテンツのモバイルゲームで、イベントの新規開発と運用を担当しています。1つのゲームは企画班やクライアント班など複数班の連携により制作されますが、私はサーバ班に所属。主にお客様が触る部分の改修を担当しているため、不具合などで影響がでないように慎重に進めています。サービスの開発時は立場にかかわらず意見を出すことができるので、良い施策のためにチーム一丸となって取り組めることにやりがいを感じています。お客様が多い有名タイトルでは、リアルタイムで反応をもらえることもあり、担当した施策の反応が良ければとても嬉しいし、モチベーションにつながっています。
国際電子ビジネス専門学校はゲームやプログラミングに関する教育だけでなく、資格取得やグループディスカッションにも力を入れていました。チームを組んでゲーム制作を行う実習もあり、協力したりお互いに刺激を与えあったりしながら取り組んだ経験が、自分自身の成長に繋がったと感じています。サーバ関連の技術は仕事を通して習得したものですが、すんなりと知識や技術を覚えることができたのは、情報処理の基礎知識が身についていたおかげです。また、エンジニアといっても、他の人と一緒に働くうえでは「報告・連絡・相談」が欠かせません。学生のうちからコミュニケーション能力を伸ばすことができたのも今の仕事に役立っています。
業界では、ロジックを組む能力や問題解決する能力など、さまざまなスキルが求められます。プログラミングに関しては、学生のうちから他人の書いたコードを読んで理解するサイクルを繰り返し、コードを読み取る能力は鍛えておくといいでしょう。問題解決する際に何をすれば良いか明確化しやすいです。デザインパターンの本などを読んでプログラム設計回りの知識をつけておくと、新規開発やロジックを組む際に役に立つと思います。サーバ側に興味があればLinux系のコマンドは勉強しておくのも有効だと思います。また、LAMP環境を一から構築してみるととても勉強になるので、調べながらで良いので一度は経験しておくことをおすすめします。
株式会社コナミデジタルエンタテインメント 勤務/ITエンジニア科 ゲームプログラムコース 3年制課程/2016年3月卒/子どものころからゲームが好きで、さまざまなコンテンツにふれるうちにプレイ側から制作側へと興味がシフト。ゲーム制作やプログラミングを学ぶため国際電子ビジネス専門学校ITエンジニアコースへ進学する。卒業後はシステム開発企業に就職してサーバ業務の経験を積む。その後、ゲーム業界を志望し、転職。現在はサーバーエンジニアとしてモバイルゲームのイベントの新規開発と運用に携わる。