お店のリニューアルオープンの立ち上げから店長として働いています。店長の仕事は幅広く、お客様のターゲット層を決めて、季節ごとのメニュー開発、原価や売上計算、収支確認、アルバイトのシフト管理など、常にアンテナを張って行動しています。店舗だけでなく、サッカーの試合会場でのテント出店も行い、キッチンカーでの販売も予定しています。地産地消にこだわったフードや映えるスイーツが若い女性を中心に人気となり、評判を聞いて来店してくださるお客様も増えました。数字が伸びた時は、店長としてのやりがいを感じると同時に、自分が開発した商品でお客様の笑顔が見られることがとっても嬉しいです!
高校時代は何がしたいのかわからなくて進路に悩んでいたのですが、料理が好きだったので、学校で正しく学んで好きを自信に変えようと思ったのが、この道を目指すきっかけです。国際調理師専門学校名駅校を選んだのは、授業料が安く1年(現在は上級調理師科:2年コースのみ)で調理の基本が学べることです。とにかく楽しくあっという間の1年でした!調理実習がいつも楽しく、気に入ったレシピは家族に振舞ったりしていました。今でもたまにノートを見返しています。担任の先生の誕生日をクラス全員がサプライズでお祝いをしたり、放課後は友達と遊んだり、真面目に勉強をしながらアルバイトも励んで、とても充実した学生時代でした。
学生のうちに色んなことにチャレンジして、自分の得意不得意を知ることが大切です。私は原価計算や生命を感じる食材を扱うのが苦手でしたが、好きな料理を極めたいという思いが強く、克服することができました。また、先生は、どんなことも丁寧に教えてくれました。学ぶことは自信に繋がります。たとえ「おいしくない」と言われて凹むことがあっても、作ることが好きなら克服できます!「料理は出来て損はない」という気持ちで調理学校を選ぶのも人生選択のひとつだと思います。調理の仕事はとても幅広いです。飲食に関わる仕事はたくさんあるので、まずはオープンキャンパスで学校と調理師について知ることをオススメします。
株式会社将矢 カフェ事業部勤務 Beringei cafe 店長/調理師科(2019年4月より上級調理師科へ統合) 卒/2017年3月卒/卒業後、母校の調理師助手を4年間勤める。生徒一人ひとりが夢を持って本気で学ぶ姿を見て、自分も現場で働く決意をし、現在の会社に就職。2年前に現職に就任。「お店づくりで心掛けるのは、働く人が心地よい職場です。それは、お客様にとっても居心地がいい場所になります」と語る。アルバイトへの教え方や手順も調理助手の経験が生きている。時代に合わせて様々な取り組みをしながら、長く愛される店を目指す。夢はいつか自分の店を持つこと。