僕が大切にしているのは相手を思いやる気持ち。美容師には、お客様の要望に応えられる技術力はもちろん、お客様やスタッフとの信頼関係を築いていくコミュニケーション力も求められます。KOZUでは、技術の指導だけでなく、礼儀作法を学び、また、先生や先輩と接するうえで、相手に対する思いやりや気遣いの重要性を細かく指導しています。KOZUの卒業生である僕自身、ここで学んだことが、美容師になってからとても役に立ちました。そのことを自身の経験を交えて指導しています。
学生たちには、接客したお客様に、「将来、この人みたいな美容師になりたい」と思われるような美容師になってほしいですね。それはつまりサロンにも必要とされる人であると思います。関わる人たちに良い影響を与え、必要とされる美容師を育てていきたいです。
ヘアカットの授業では、ひとつのスタイルを作り上げるまでのすべての工程をビジュアル化している。「美容師の目線カメラや、見えにくい手元も撮影したものを見せることで、学生たちの理解する速度が上がりました。過去の指導方法とは成長のスピードが違いますね」と話してくれた。
学生一人ひとりの個性を尊重する上羽先生は、ヒントを与える際は7割程度に留めている。残りの3割を学生自身が考え、行動することが大切と語る。「一人ひとりの得意不得意や特徴を理解したうえで、その子の個性を伸ばすために最善の指導を心がけています」。
KOZUでは、一流の講師陣が、あなたの夢を叶えるために全力でサポートします。技術と人間性を磨いて、お客様に感動を与えたり、幸せにできる美容師をめざしましょう。
専門:カット ほか
高校卒業後、一度は就職したが、美容師になる夢を叶えるため退職し、高津理容美容専門学校に進学。10年間のサロン勤務を経て、再びKOZUへ。スタイリスト時代に培った指導力と、明るく親しみやすい人柄で学生からの信頼も厚い。「僕が美容師になったのは、当時、人気だったサロンの美容師に憧れたのがきっかけ。学生たちにはその美容師のように、誰かに影響を与えるような存在になってほしいです」。