企業からお題を与えられ、課題解決のために企画開発、デザイン、展示等を行う「産学連携」が必修授業である、御茶の水美術専門学校。ジェイアール東日本企画の課題に携わった川野さんにお話を伺いました。
課題は、JR東日本の電車内サイネージTRAIN TVで流す動画の制作。条件が「毎日、朝晩誰が見ても楽しめる」というものでした。ターゲットも流す時間帯の設定もないため、最初は何から取り組めば良いのかわかりませんでした。さらに、TRAIN TVは音が出ないため、視覚的に目に入る工夫(強制視認性)が必要です。長年愛されているテレビ番組や再生回数の多い動画をひたすら見て、アイデアを探ることから始めました。
絶滅危惧種を探すミニゲーム。青と赤で視覚的な効果も狙いました
SNSを駆使して、絵本などのグッズ展開の仕組みも提案しました
YouTubeを調べてみると、動物の動画は再生回数が多く、癒し効果もあることから、動物をモチーフにするアイデアが出ました。また、TRAIN TVのコンセプト「毎日の移動に、発見とときめきを。」から発見をキーワードに、絶滅危惧種の動物を探すミニゲームを制作。観ることで絶滅危惧種の知識が得られ、電車移動が有意義な時間になります。さらに、グッズ販売や絵本に展開し、キャラクターの人気も広める提案をしました。
プレゼンは伝えることに注力して、簡潔に話すことを心掛けました
仲間と熟考を重ねたことで、コミュニケーション力も磨かれました
この産学連携を通しプレゼン力が上がったと思います。最初は発表という感じでしたが、最終プレゼンでは伝わることを意識し、わかりやすく抜粋して話すようになるなど、完成度が高くなっていきました。仲間と何度も話し合い、資料の細部にまでこだわれるようになったことも自信につながり、色々な視点で物事を見る癖も修得。挑戦する強さも備わったので、これから始まる就職活動で、ぜひアピールしたいと思っています。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。