企業からお題を与えられ、課題解決のために企画開発、デザイン、展示等を行う「産学連携」が必修授業である、御茶の水美術専門学校。人気ラーメン店「麺屋武蔵」の課題に携わった内山さんにお話を伺いました。
企業訪問で得た情報をもとに、熟考を重ねて企画を練りました
授業で学んだ、経営学やマーケティングの知識をフルに活用!
まず、近隣の店舗に調査に伺いました。煮干しのきいたラーメンはとても美味しかったですし、店内もスタイリッシュな雰囲気で好感が持てました。ただ、多くのラーメン店と同様に、「麺屋武蔵」も客層は働く若い男性が中心で、価格帯や回転率の良さなど、安くて長居できるお店を好むZ世代のニーズとは開きがあると感じました。そこで企業訪問では、他の魅力を探るべく、企業理念や経営スタイルについて質問をさせていただきました。
作ってみると多くの発見が!麺やチャーシューも作りました
教育企画なので、提案する私たちも制服姿になってプレゼンを実施
企業訪問でヒアリングした「体験価値」を重視しているという企業思想にヒントを得て、実際にラーメンを作ってみることに。「麺屋武蔵」のスープをベースにしたラーメンはやはり美味しく、さらに愛着も生まれました。この経験から、調理体験はラーメンへの興味喚起に有効だと実感。教えてくれるのが「麺屋武蔵」の店員さんなら、お店に親近感を持ち、思い出の味になると考え、調理実習をプロデュースする企画を思いつきました。
企画のコンセプトは「麺屋武蔵がしみわたる むさ修行」。Z世代はリコメンド機能に慣れた「受け身型」であることも、体験型を推す裏付けになりました。教材は教科書のようなデザインにするなどディテールにもこだわった結果、入賞!この産学連携を通して、ただ商品となるモノを売る、だけではなく、その後の人生に残るような「体験」に関わる仕事に魅力を感じるようになりました。デザインと企画の両方をもっと突き詰めたいです。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。