私は、主にDTPデザイナーとしてデザインや印刷を扱う仕事をしています。その中でポスターやグッズの印刷、データ作成から印刷までの知識など、イラストレーターや作家として活動している周りの友人をサポートできることにやりがいを感じています。また私は水彩を使ってイラストを描くことが好きなのですが、社内でのデザイン募集にて私が描いたデザインを採用していただき、広告ポスターに掲載されました。とても嬉しかったですね。
福岡デザイナー・アカデミーでは、たくさんの画材に触れ、自分にあう画材を見つけることができます。私は授業の中で水彩と出会い、卒業前には水彩画で個展を開き、今では本職の仕事外でも水彩作家として活動しています。またアナログで絵を描くこと以外にも、イラストレーターやフォトショップなどのソフトを扱う授業もあります。これらのソフトは本職でDTPデザイナーとして働くために必要不可欠でしたし、作家としてデザインやグッズを作ることにも活かせます。学生時代に学べたことが、仕事や作家としての活動に直結しています。
在学中は様々な刺激がありました。授業はもちろん、クラスメイトや他学科の学生との関わりからも創作意欲がどんどん湧いてきました。総合校だから、他学科の学生とコラボする機会も多く、色んな創作のヒントをもらえます。だから学内で学んだことに限らず、一見関係性のないように見える、自身のこれまでの経験全てから、何かしら活きてくるものが必ずあると感じています。どんなことにも積極的に触れて、取り組んでみてほしいです。
株式会社ジーエークレアス 勤務 兼 フリーランスの水彩作家/イラストレーション学科/2019年卒/佐賀県牛津高校出身。現在はDTPデザイナーをしつつ、イラストレーターとして個展開催やグッズ販売などの活動を行っている。福岡デザイナー・アカデミーの魅力について伺ってみると「イラストレーション学科のイラストだけに限らず、関わりのあるグラフィック業界の知識や技術を身に付けられる授業があって、今の仕事にとても役に立っています」と陣内さん。