犬とのコミュニケーションがとれる盲導犬訓練士は素晴らしい仕事。
糸島高等学校
市丸千里さん
高校卒業後は就職も考えましたが、犬とコミュニケーションがとれるドッグトレーナーの素晴らしさを知り、今しかできない!とめざすようになりました。学校は他に候補がありましたが、周りの人のすすめもあって第一志望だったKSBへ決めました。卒業後、盲導犬協会に就職し、現在私は、盲導犬訓練士として、訓練、そして約2ヶ月の仔犬を約1歳になるまでお世話してくださる“パピーウォーカー”へのしつけの指導などを行っています。盲導犬の訓練は個々の性格を知ることから始まりますが、犬とのコミュニケーションがとれ、スムーズに動けるようになった時は一番難しい瞬間です。他には、盲導犬普及の啓発活動でボランティアの方々と信頼関係が築けた時や、一般の方々から応援をいただけた時はこの仕事の奥深さを実感しています。訓練士の仕事は、一つ一つ積み重ねていく最後まであきらめない気持ちが大事。強い気持ちが夢をかなえる一番の原動力になります。学生時代から何事にも根気よく取り組むようにすると仕事でもきっと役に立つと思いますよ。