学校卒業後に就職した国内大手総合IT企業から、2021年に日本アイ・ビー・エム株式会社に転職しました。現在は、入社の際に新設されたばかりの専門職“カスタマーサクセスマネージャー”に就いています。顧客の企業に自社製品を有効活用してもらうためのアドバイスや、フィードバックによる製品の品質向上のための活動が主な役割で、やりがいを実感しています。外資系企業のためビジネスルールが特有で、これほど英語力が求められるのかと驚きも多いですが、上司が毎週一度必ず30分間、自分をスキルアップするための助言や今後の希望をしっかり聞く機会を設けてくれるなど、やる気がどんどん増してくる恵まれた環境といえます。
ハードウェアとソフトウェアの両方を学び、特にプログラミングは必死で勉強しましたね。「プロジェクト演習」の授業では、学生がグループを組んでアプリやシステムの企画から開発、テストに至るまで、実践形式で開発プロジェクト全体の流れを学べたのは貴重でした。学外活動として、性犯罪を防止するスマートフォンアプリをリーダーとしてアート・デザイン、コンピュータサイエンス、ゲームなど他の学科の仲間と一緒に開発し、京都府警から表彰されたことは思い出深いです。京都コンピュータ学院は4年間で私をプロのIT人材に育ててくれました。グループワークやイベント関連のスタッフ活動を通じ、生涯の友人もたくさんできましたね。
高校時代はプログラミングの経験やITの知識も全くないことから、この分野に進むのには少し不安がありました。でも、最新の設備が揃い、ハードウェアとソフトウェアの両方を学べる京都コンピュータ学院なら、大学よりも多くのことを学べ、就職に絶対有利だと考え入学を決意。最初は自動車制御学科(2年課程:当時)で学びましたが、授業を受けるうちにITについてもっと長く、深く勉強したいと思い、情報工学科へ転科しました。プログラミングの実習や、数多くの開発に関わる機会を通してスキルと自信がつきましたね。卒業後に希望した大手企業に就職できたのは、この学校で学んだおかげだと今でも感謝しています。
日本アイ・ビー・エム株式会社勤務/京都コンピュータ学院洛北校・情報工学科/2016年卒/京都コンピュータ学院入学当初は、自動車制御学科でハードウェアとソフトウェアの両方についての知識を深めた。業界経験豊富な講師から多くのことを学び、「プロジェクト演習」などの授業を受ける中で、技術をさらに磨きたいとの思いから情報工学科へ転科。より高度なプログラミング技術修得に注力し、グループワークによる実践形式の開発経験を重ねた。現在は、日本アイ・ビー・エム株式会社で、カスタマーサクセスマネージャーとして、さまざまな企業の同社システム有効活用支援や、自社製品の品質向上を進める役割を担っている。