テクニカルアドバイザーとして、来店されるお客様に車の説明するなどの接客や、新卒採用のための面接などが私の仕事です。整備士になろうとKANTOに入学したのですが、女性らしさを全面に出して活躍できる職業として現職を選びました。お客様はもちろん面接に来てくれる若者にも私が直接お話しをするので、まさに日産の顔ですね(笑)。なので、やりがいは満点! KANTOで学び取得した整備士資格を強みとして活かせる機会も多く、接客のノウハウや車の構造などの知識を競う技術大会で、全国大会に出場しました。まだまだ車業界は男性社会ですが、女性が活躍する場も増えていると感じます。
大学を出て就職する女性も多いのですが、そうした方よりも圧倒的に車の知識があるので仕事でも有利だと思っています。また、勉強嫌いな私ですが、KANTOでは実習中心なこともあり、一度も嫌だと思ったことはありません。車を分解して、組み立てたりと好奇心旺盛な私には楽しい実習ばかりでした。そうやって覚えた知識は腐ることなく今の仕事に生きています。お客様が故障した車を不安そうに持ってきた時など、大まかな故障原因を説明すると安心した顔をしてくれるのが嬉しい瞬間です。
整備士になることも考えましたが、定年まで働けるかと考えた時に、お客様と直接接するテクニカルアドバイザーの方が続けられると思いました。それに現在は採用担当として新卒の採用も仕事として加わりました。ずっと車の仕事をしていきたいと思ったから、今の選択があったのだと思います。女性らしい気遣いも活かせるので、自分では天職だと思っています。これから出産などもあると思いますが、日産は育児サポート制度も充実しているので一生働ける職場だと思っています。
日産プリンス埼玉販売株式会社 勤務/二級自動車整備科/2008年3月卒/整備士になろうとKANTOに入学した塚越さん。就職活動の時に先生からのアドバイスでテクニカルアドバイザーになることを決意。女性が長く活躍できる仕事だと思ったという。同期の中では車の知識量が全然違うので、KANTOで学んで良かったと学生時代を懐かしむ。「実習で色々な車を見てきたので、自社の車の特徴もすぐに把握してお客様に最適な提案ができます」と塚越さん。スキルアップにも余念がなく、接客や車の構造の知識を競う大会では全国大会まで出場。女性が活躍する場を自社内でもっと広げていきたいと笑顔で語ってくれた。