自宅兼サロンで美容師として働く母の背中を見て「親孝行がしたい」と考え、美容師を志しました。日々技術を高めることはもちろん、アートに触れたり読書をしたり、人との会話や恋愛など全てが仕事に繋がっていると感じています。だから美容師は僕にとって人生そのもの。『air』という高いレベルのスタイリストが集う場所でスタイリスト、副店長となり、多くのお客様と接している毎日はとても充実感があります。ラフでヘルシーなスタイル、カラーならハイライト、メンズカットなどを得意としており、「髪型が好評だった」「扱いやすくなった」などお褒めの言葉をいただくと、お客様の幸せに関わることができているという喜びがこみ上げます。
美容師国家試験の合格率と就職率の高さに惹かれて、グラムールに入学。普段は真剣に授業を受けていましたが、体育祭や卒業式などの行事では盛り上げ役を引き受けるような学生でした。技術力だけでなく、人間力も高められた二年間。同じ夢を追いかけた仲間と過ごした時間は今でも貴重な財産です。自分の中で「美容師として働くなら東京に行きたい!」と考えていたので、就職活動では有名な大手サロンをいくつか受けました。airはお客様が高い技術や接客を求めてご来店されるため、私もそのレベルに達するようにアシスタント時代から一生懸命努力してきたことはもちろん、グラムールで全国トップレベルの技術を培ったことが今につながっています。
常に上のレベルに行きたいと考えていたので、横浜店に異動したタイミングで「副店長になりたい」と希望。経営陣にもプレゼンして、昇格が実現しました。副店長になってからは、店舗運営や経営の視点なども学ぶことができ、自分の想いを表現することの大切さを改めて実感しました。今、後輩を指導しながら感じることは、素直な気持ちを持っている人は吸収するのが早いし、その分成長できるということ。美容師を目指している方は、ぜひ素直な気持ちを持ってほしいと思います。あとは、学生生活や友達と遊んだりする時間、読書や映画鑑賞の時間などを大切にして、会話や知識の引き出しをたくさん持っておくと、接客の際に役立てることができますよ。
air-YOKOHAMA 副店長/ヘアデザイン科 卒/2016年卒/母親が自宅兼サロンで美容師として働いており、その背中を見て美容師になる決意をする。学生時代から盛り上げ役で、airの採用面接の際は一発ギャグを披露するなど、持ち前の明るいキャラクターを発揮。air-GINZA towerでアシスタントを経験したのち、現在のair-YOKOHAMAへ異動。自ら「副店長になりたい!」と熱い思いを伝え、若くして副店長に昇格する。休日は横浜周辺を散策したり、美術館に行ったり読書をしたすることで感性を高め、幅広いお客様層に支持を得ている。