2020年5月のオープンに合わせ、6年勤めた神戸の店舗から東京に異動。店長として『SCREEN GINZAMAISON.』を盛り上げています。私にとって美容師の喜びは、お客様の人生と一緒に歩めること。出会った瞬間から“あなたが好きです”という気持ちを詰め込んで、その方の記憶にずっと残るような施術を心掛けています。サロンワークに加えて、スタッフの育成や業界誌の撮影、コンテストへの出場など、忙しい日々を過ごしていますが、昔からの関わりを大切にしたいと現在も月に一週間は神戸に勤務。お客様のご依頼でブライダル出張を任される機会もあり、言葉では表しきれないほど仕事のやりがいを実感する毎日です。
卒業式の日に母親から「今までで一番輝いていたね」と言われるくらい、KANBIの2年間は充実していました。『+Kanby』を通して入学前から始まった仲間との関わり、努力を重ねて実現したイギリスへのサスーン留学、2つの学外コンテストで受賞した最優秀賞など、すべてが忘れられない思い出です。担任以外の先生も練習を支えてくれたり、結果を残した時には一緒に泣いて喜んでくれたり…。学生時代も現在もずっと、周りの人々のおかげで私は頑張ることができています。働きながらコンテスト出場を続ける今、たまに切羽詰まる時もありますが、お客様と向き合えば不思議とエネルギーが湧いてくる…。美容師って本当に素敵な仕事ですね!
美容師に限らず、どの仕事でも“継続”が一番大切。頑張り続ければ必ず結果に出るし、お客様と長く関わることで成人式や結婚式、生まれたお子様のファーストカットなど、たくさんの感動的な場面に出会えますから。私も美容師になって7年目になりますが、東京に来ることも、いきなり店長を任されることも、“まさか”の連続でした。昔の想像とは違う今の私を自分自身が一番楽しんでいますし、店長という立場になって初めて“後輩と一緒に成長する”という新たな喜びも生まれています。今後もコンテストなどへの挑戦を続けることで後輩に良い刺激を届けたいし、成長したスタッフと一緒にこの『SCREEN』を大きくできればと思います。
『SCREEN GINZA MAISON.』勤務/美容学科/2015年卒/美容院を経営するおばに憧れ、小さな頃から美容師を夢見ていた橋本さん。数ある専門学校の中でKANBIを選んだ理由のひとつがサスーン校費留学制度だった。「中学時代にアメリカへ短期留学をした時、海外の美容意識の高さに驚いたんです。だから世界の美容を学びたくて」。留学をはじめ、在学中に輝かしい実績を残した彼女は、就職活動でもこだわりを発揮。その理想を叶えたのが神戸を拠点とする『SCREEN』だった。「私の入社と『SISTER.BY SCREEN』のオープンが同時期で、今と同じように立上げから携わりました。サロンとともに成長してきた私なので、ずっとここに骨を埋める覚悟です(笑)」。