『LECO』でメインアシスタント兼ジュニアスタイリストを務める私は、目標のスタイリストまであと一歩。昇格試験の一環としてサロンワークと並行しながら、100人のカットモデルへの施術も続けています。その両方で大切にしているのは、サロンでの時間を心地良くするお客様ファーストの姿勢。担当したお客様から「昇格後もまたあなたにお願いするわね」と笑顔で言っていただくと、ますますヤル気が湧いてきます。また、入社1年目からコンテストにも力を入れていて、『STAR AWARD 2022』ではアシスタントとして唯一ファイナルに進み、準グランプリを受賞。同じお店の先輩と1、2フィニッシュを決めた最高の瞬間でした!
コンテストの実績でKANBIを選んだくらい、学生時代の私は1年次から結果にこだわるタイプでした。私より経験のある先輩と競う時も、1年の差を埋めようととにかく練習や作品づくりに没頭。先生が練習用のウィッグをたくさん用意してくださるなど、KANBIの力強いバックアップ体制も励みになりました。初めて人頭カットに挑んだ1年次の全国コンテストでは、なんといきなり表彰台に!努力は決して裏切らないと知った私はその後も日々練習に励み、学内外のコンテストで多くの賞を獲得しました。昨年の『STAR AWARD』で「2年目とは思えない落ち着きぶり」と審査員に褒めていただけたのは、まさに当時の経験があってこそ…ですね。
クリエイティブにこだわる『LECO』では、海外のヘアショーに参加する機会も数多くあります。先日、訪れた台湾では司会者だけでなく技術者にまでヘアメイクが入るなど、美容師のアーティスト扱いにビックリ!海外の美意識の高さを感じたと同時に、そこで得た視野や感性を新たな成長につなげたいと思いました。今後の私がめざすものは、まず目の前にあるスタイリストデビュー。そして昨年の受賞にとらわれず、謙虚な姿勢でコンテストの出場と結果にこだわり、自分の作品を広く発信したいと思っています。私の挑戦する姿勢を見て、刺激を受けてくれる同期や後輩もたくさんいるので、少しでもカッコいい姿を見せられたら嬉しいな(笑)。
『LECO』 勤務/美容学科 卒/2021年卒/実はKANBI入学前に松留さんがめざしていたのはヘアメイクの道だった。しかしモデル役を務めた1年次のインテリジェンスセミナーで、自分の魅力を引き出してくれた美容師のカット技術に感動。技術への追求を始めるきっかけにもなった。そんな彼女も現在は、人気サロンの美容師としてインテリジェンスセミナーで技術を披露する立場だ。「先日も『LECO』の代表である内田とともに、カットやスタイリングの講師を務めさせてもらいました。今までずっと見てきた側だったから、自分があの舞台に立った時は熱いものを感じましたね」。