私はウェディングプランナーとして、結婚式のプロデュースや事前の打ち合わせ、当日のエスコート、会場見学に来られた方へのご案内などを行っています。子どもの頃から、感謝・感動・幸せの3つが行き交う場である結婚式が大好きで、その素敵な世界に関わる仕事に就きたいと思っていました。「家族は結婚式をしてほしいと言うけれど、自分たちは挙げるつもりはなくて…」と、イメージも持てないまま来られた新郎新婦さまが、打ち合わせを何度も重ねていくなかで心を開いてくださり、笑顔で挙式当日を迎えられた後に「結婚式を挙げてよかった!小川さんが担当でよかったです」と言っていただけた時は、本当に嬉しかったですね。
ウェディングプランナーは想いや願いを形にしていく仕事。ひとつひとつの結婚式にかかわる全員としっかりコミュニケーションをとって、チームワークを築ける力が必要です。社内スタッフはもちろん多くの社外の方とも共に働くので、自分だけの判断では難しいことや壁にぶつかることもあります。だからこそ、お互いが頼り頼られる関係であり、助け合いながら仕事をすることが大切。私自身、なにげないことでも情報発信したり、他の人どうしの会話もよく聞くように意識したりして信頼関係づくりに努めています。先輩たちの経験談から学ぶこともたくさんあります!私も将来は、チーフプランナーとして後輩を引っ張っていけるようになりたいです。
在学中はウェディングのすべてを徹底的に教わり、ドレスの知識なども幅広く学べたおかげで、プランナーとして働くなかでも、たとえば衣装スタッフがその場にいない時お客様から質問をいただいた場合、ある程度の内容なら私自身が答えられます。また電話対応は特に力を入れていたため即戦力となれましたし、実習でバンケットサービスを経験したことで、接客スタッフのサポートを急きょ務めた時にも困ることはありませんでした。そして2年間の集大成、学生だけの力で実際に結婚式を行うM.D.O.ウェディングは深く印象に残っています。同級生には同じ気持ちで夢に挑戦している人がたくさんいて、本当に環境に恵まれていたな…と思います。
倉敷セレスト教会クォーレ 勤務/ブライダル学科 卒/2022年卒/高校時代にOBCのオープンキャンパスへ訪れた際は、先輩たちの接待のスキルに圧倒されたという小川さん。自身も入学後、すべてが必要な知識だ!と積極的な姿勢で授業に取り組み、自発的にリーダーとして仲間をまとめるような発言・行動を心がけて、自ら成長できる機会を増やしたそう。「学校内には夢にホンキな人しかいないので、同じ気持ちで挑戦できます!」と語ってくれました。