メンズカットにおいて、お客様から圧倒的な人気と支持を誇るサロンに勤務し、トップスタイリストとして日々お客様と向き合っています。「最高の瞬間を共に」をモットーに、私ならではのエッジの効いたスタイルを提供。また、店での最上の仕上がりだけでなく、お客様が自宅でもカッコいいヘアを再現できるように、動画配信サイトでスタイリング動画も発信しています。今はさまざまなツールを用いてお客様とコミュニケーションを取ることができるので、自分を支持してもらえるファンの方が増えるととても嬉しいですね。美容師の仕事に就いて早9年。経験を積むごとに、美容の仕事の奥深さ、やりがいの大きさを実感しています。
高校時代は強豪校のサッカー部に所属。でも大学に進むのもスーツを着て仕事をすることも性に合わず、「何をやりたいのだろう」と改めて考えたときに浮かんだのが美容の仕事でした。ハリウッド美容を選んだのは、オープンキャンパスに参加したことがきっかけ。当時ヘア&メンズ誌で有名なトップスタイリストの手技を見て感激したこと、そして六本木という環境にも魅かれました。美容師の仕事に就いても、常に上を目指して努力することは大変です。私も順風満帆だったわけでなく、今に至るまでは有名サロンの試験に落ちたり、店舗も変わりました。それでも諦めずに前進できたのは、どんなときにも逃げずにやりきる強い想いがあったからです。
学生時代はコンテスターに選ばれ、学校代表の一人として何度も全国大会に出場したのですが、いつも5、6位。どうしても1位を取りたくて毎日誰よりも頑張っているつもりだったのに結局在学中は1位を獲ることはありませんでした。くやしい思いをするたびに、何が足りないのかを自問自答し、取り組んでは反省することの繰り返しでしたね。でもそうした経験は、必ずプロの世界に入ってから活かされるということを、今身を持って実感しています。悔しいからこそ現状に満足せず努力する。そうしたハングリー精神は、どんな仕事にも欠かせませんが、個々が技術力とセンスを競い合う美容業界においては、尚更必要な気持ちだと思っています。
OCEAN TOKYO OVER 勤務/総合美容学科/2013年3月卒/専門学校卒業後は、複数のサロンを経て、オーシャンに入職。「以前のサロンではスタイリストまでなったものの、オーシャンはまたアシスタントからのスタート。大変で毎日泣いていましたね」(木村さん)。2017年オーシャンでスタイリストデビュー。独自のスタイル、丁寧でわかりやすいカウンセリングは多くのお客様を魅了する。将来の目標は今以上の「個」を持つこと。「独立でもなく、お店のブランドでもなく、自分を持っていたい。ますは今のサロンの社長たちを超える存在になりたいですね」。