自分のマンガの単行本が出た時の喜びは忘れられません
何もないところから何かを生み出す作業は大変で辛い部分もありますが、それだけに原稿ができあがったときは達成感があります。自分の描いたマンガがマンガ冊子に掲載されたら、すごくうれしいです。その中でも特にうれしかったのは、私のマンガの単行本が出たことです。うれしくて本屋さんまで見に行ったほどです。また、ファンレターが届いたときは、私のマンガを読んでおもしろいと思ってくれる人がいるんだと実感し、感激しました。私は、読者に「おもしろかった」と言ってもらいたくてマンガを描いています。だから、「おもしろい」と思ってもらえたり、ファンレターを送ってもらったりすると、次はもっと頑張ろうという気持ちなります。
マンガ家をめざしたのは、テレビアニメがきっかけです。面白くて夢中になったアニメの原作がマンガだと知って驚きました。真っ白い紙からこんな世界を生み出すなんてスゴイ!と思い、尊敬してしまいました。そして、いつかは私も「おもしろい」と思ってもらえるマンガを描きたいと思ったんです。今の夢は、連載を勝ち取って、作品を長く続けることです。マンガ家として、読者に楽しんでもらえるマンガを描き続けていきたいです。
『放課後図書室』(集英社)では作画を担当
トライデントでの学びがマンガの仕事に生かされていると感じるのは、デッサンの授業です。見て描く能力の向上と、人体の造りを学べたからです。また、背景を描けるようになったのもデッサンの授業のおかげだと思っています。トライデントで過ごした3年間は、とても楽しかったです。同じ夢を持った仲間と切磋琢磨して、お互いにいい刺激を受け合いながら過ごせたと思っています。
代表作『濃密ハニーブラッド』(集英社)
フリーランス/マンガ学科 卒(2019年、学科改編により休止/2026年4月 マンガ・イラストコース設置予定 計画中)/マンガ家をめざして、トライデントデザイン専門学校のマンガ学科へ入学。卒業後、マンガとしてデビュー。現在、マンガコミックスなどに多くの作品を発表している。代表作に『濃密ハニーブラッド』(集英社)、『放課後図書室─早瀬くんにはかなわない─』(集英社)など
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