学校の特長
操船シミュレータなど充実した実習施設を備え、来島海峡で実践的・効率的な実習が可能
本校は、50年を超える内航船員教育の実績を有し、充実した教育施設・設備を備えています。校内練習船の「くるしま」、カッターなどの船艇をはじめ、最新式の操船シミュレータや機関シミュレータ装置などの教育機材を用い、時代にマッチした多様な教育を行います。特筆すべきは、近代的な実習棟での実技・実習授業。ロープワークやアーク溶接、シーケンス実習などの実技授業を、極めて快適な環境の下で行います。2年間の教育課程に、大型練習船による航海実習も組み込まれており、専門知識と技術・技能を習得するとともに、海技免状(四級海技士〈航海〉&〈機関〉)取得に必要な全ての課程を履修する完結教育となっています。 |
2023年3月の卒業生は就職希望者の多くが船員として就職。主な就職先は…
卒業生の主な進路は、日本沿岸で大量一貫輸送に携わる油タンカーや貨物船、大型フェリーやRORO船などの定期船、タグボートや海洋調査船などの作業船、官庁船などへの就職です。本校を卒業した多くの先輩たちが海上輸送関係の企業で活躍し、高い評価を得ています。こうした実績に支えられ、関係企業との間には厚い信頼に基づく太いパイプが築かれており、継続的に優秀な卒業生を海運業界に送り出すことが可能となっています。2023年3月卒業生の就職率は100%で、多くの就職希望者が船員として就職しました。 |
授業料年間47万9300円(2024年度)。寮施設、奨学金制度も充実、軽い負担で修学可能
本校の授業料は、年間47万9300円(2024年度)。寮も完備(女子除く)しているため、卒業までの2年間、学費の負担が非常に軽くて済みます。その上、奨学金制度も充実しており、多くの学生がこの制度を利用しています。奨学金と併せて長期休業時にアルバイトをすれば、保護者にあまり負担をかけずに就学することも可能です。主な奨学金には、月額1万5000円~4万5000円貸与の海技教育財団奨学金(31名程度)、月額1万円~1万6000円貸与の全日本海員組合奨学金(13名程度)、月額1万円貸与の日本海員掖済会奨学金(若干名)などがあります。 |