住居の設計・建築・コーディネートを行う建築会社にインテリアコーディネーターとして内定(2023年12月時点)が決まった堺さん。学校での学びを通してどう成長してきたかお話をうかがいました。
ディスプレイデザイナーになりたいと思い、学べる学校を探していました。その中で、空間やディスプレイ・インテリアデザインのほかに英語や情報処理、キャリアデザインなど、社会人として必要な知識も学べるカリキュラムに惹かれて進学しました。建築やインテリア用語を学んだり、自分で一から設計して模型を作成したりと、設計・インテリア業界に必要な知識を学修。手書きの製図だけでなく、3DCADを用いた設計も学びました。
マンションのリノベーションを一から考えて発表する授業があります。そこに暮らす人の家族構成やライフスタイルを想定してプランを考え、マンションの構造や窓の向きなども考慮して間取りやデザインを決定していきます。この学びで、プランを考えることからスタートして、設計図面を作成し家具などの選定も行い、最終的にお客様に提案するためのコーディネートボードを完成させるという一連の流れを身につけることができました。
設計やコーディネートはもちろん、先生方から学んだデザインのノウハウや視点を忘れずに、自分らしさを表現できる家を提案したいと思います。インテリアの提案に欠かせない家具や小物についての知識も増やして、新しい発想の提案ができるようになりたいです。そのために、テレビ番組では背景のインテリアをチェックしたり、街中のお店のディスプレイを見に出かけたりしています。これからもデザインの引き出しを増やしていきます。