全国に店舗展開する大手ホテルのサービススタッフとして内定(2023年12月時点)が決まった尾崎さん。学校での学びを通してどう成長してきたかお話をうかがいました。
大学進学時は将来の道を模索していました。様々な分野を学ぶ中で目指す道を見つけられたらと思い、コースの枠を越えて興味ある分野を学べるライフデザインコースへの進学を決めました。大学では国内外の文化から料理、情報処理、英語、写真など、幅広く学ぶことができました。その中で興味を惹かれたのが日本文化に関する学びでした。茶道や香道は特に面白かったです。日本文化の良さを見つめ直すきっかけにもなりました。
私は日本文化演習が大好きでした。茶道や香道、陶芸などを通して、日本文化を再発見できる科目だと思います。実際に体験することで、面白さや素晴らしさを実感できます。香道では、何種類かの香木を炊いて香を聞き分ける「聞香(もんこう)」を行うのですが、回数を重ねるうちに香を聞き分けられるように!とても嬉しかったです。日本の伝統文化の知識を兼ね備えていることは、私の自信になっています。
旅行が好きで日本各地のホテルをよく利用します。行き届いたサービスに何度も感動し、自分がサービスを提供する側になりたいと思いホテル業界を目指しました。内定先のホテルのコンセプトは、地域の歴史や文化を大切にするということ。名古屋文化短期大学で学んできた日本文化の知識をここなら最大限に生かすことができると思いました。力を入れて学んだ英語力も生かして、外国人のお客様にも日本の良さを伝えていきたいです。