• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 大学・短大を探す
  • 私立短大
  • 奈良
  • 奈良芸術短期大学
  • 他の卒業後のキャリア一覧
  • 陶芸作家として生きる。

私立短期大学/奈良

ナラゲイジュツタンキダイガク

陶芸作家として生きる。

原田省平さん 1998年度入学
【奈良芸進学のきっかけ】
中学生のときにテレビで見た陶芸づくりがきっかけで、陶芸をやってみたいと思い高校で陶芸部に入りました。
その後、大学進学のときにも陶芸が学べる大学のオープンキャンパスに行き、展示作品をたくさん見ました。そのとき、奈良芸の作品のクオリティが高かったことと、一人暮らしをするのに周辺環境が良いと感じたので進学を決めました。

【在学中】
入学してからは本当に色々なことを学んだと思います。やっぱり主任の河野先生がすごかったですね。どういう作品をつくるのかデッサンを描いて提出するんです。でも、たいていダメって言われるんですよね。3回くらい提出してやっとOKをもらうんですけど、先生の指導やアドバイスをもらうことで自分の持つ力以上のものがつくれるようになりました。そして、次に作品をつくるとそこが自分のチカラのベースになっているんです。うまくなっていくカリキュラムだなって感じました。

【卒業後】
卒業してからは食器や土鍋をつくる伊賀焼きのろくろ師になりました。
その後、栃木県の益子町で造形の先生に弟子入りをしました。そしたら、「食器はつくれるから変わったものを作りなさい、面白くないものをつくったら潰すよ」って言われて。笑
変わったものばかりつくり始めたのがきっかけで今の作風になりました。陶芸で食べていくってなると始めは大変だと感じることが多いんです。美大に進学したい、陶芸を学びたいってなると、就職は!?絵や陶芸で食べていけるの!?って感じられる方もいらっしゃると思うんです。美大ってそんなイメージもありますよね。
陶芸の魅力は、制作回数を重ねるたびにどんどん良い作品がつくれるようになるところです。台湾で2週間展示会を行いました。そこでもすごく評判が良かったです。海外では日本の伝統工芸は人気ですし、芸術をストレートに受け入れてくれる環境があります。
日本では月に1,2回、百貨店で個展や催事を行なっています。
百貨店だと200~300点出展しますし、陶器市だと1000点くらいは出展します。頑張れば頑張ったぶん自分にかえってくる、陶芸作家として生きていくというのはそういうことなんです。

【高校生へメッセージ】
もし、美大への進学を考えていれば興味のあることはやってみたらいいし、なんでもチャレンジしてほしいと思います。やってみないとわからないですからね。
奈良芸術短期大学(私立短期大学/奈良)
RECRUIT