ここ15年間の活動では「エシカル=倫理的」な牛肉に主軸を置いています。日本で主流の黒毛和牛ではなく、地域限定の牛の支援がメイン。高知県の「土佐あかうし」では、高知県庁の畜産振興アドバイザーとして活動中です。また北海道では希少なオーガニック認証の牛肉をプロデュース。「オーガニック」を「身体にいいもの」と勘違いする人もいますが、正解は「循環」。この辺は「エシカルフード概論」の授業で勉強しましょう。講義では、SDGs時代にあるべき食とはなにかを研究し、エシカルな食品を発掘し評価する活動を行っています。最近僕の「卒業研究ゼミ」では、急速に減少する日本の水産資源の問題を踏まえ、未利用魚の「シイラ」を使ったすり身の開発を実施。そのすり身で肉々しいシイラバーガーが作れないか、学生と研究を重ねています。
「エシカルフード」や「炎の牛肉教室」など、先生の著書はその内容も多彩!読みやすいのも魅力です。
「エシカルフード概論」や食の流通について学ぶ「食料経済学」などに加え、食のビジネスで求められる幅広いスキルが身につく授業がスタート。特に注目なのが「フードプロデュース論」です。百貨店のバイヤーやコンビニエンスストアのスイーツ開発担当者を講師に呼び、商品開発の「いま」を実践的に学びます。「フードマネジメント論」ではレストラン経営者などからお金勘定について学ぶ授業も。「フードメディアプロデュース論」では魅力的な文章作りや写真・動画撮影方法、編集や公開について学び、食産業で戦力になる力を身につけます。
エシカルやサスティナブルなどのキーワードも飛び交う先生の授業。楽しい雰囲気で進んでいきます。
大きな変化の時を迎えている食の世界。実は皆さんにとってチャンスでもあります。古い価値観が変わろうとするとき、いままでの考え方では解決できない問題が多くなるからです。一緒に食の未来を切り拓きましょう!
専門分野:エシカルフード概論、フードプロデュース論、食料経済学ほか 食ビジネスの世界で通称「やまけん」として知られ、慶應義塾大学在学中にキャンパス内に畑を開墾するなどパワフルエピソードも多い。農業・畜産分野での商品開発やマーケティングの傍ら全国の食を取材するジャーナリスト&フォトグラファーとして活動中。2025年4月フードデザイン学科長就任。「炎の牛肉教室!」(講談社現代新書)等著書多数。
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