学校の特長
附属園と連接した「こども劇場」をはじめ実践学習を重視したユニークな施設が充実
本学には、実践学習を重視した魅力的な施設が一杯です。こども劇場は、附属園と連接した設計となっており毎日そこを通って園児がお散歩に来るため学生の修学意欲の維持・向上にも繋がっています。客席数約500席の同劇場は、保育の実践の場として教育やイベントで最大限その効果を発揮します。こどもの造形表現活動の理解と指導技術の学習を実践的に行う「夢工房」、保育指導計画の作成と指導法の実践および保育教材の学習を目的とした「幼児教育実習室」、小学校の教室や保健室を模した「模擬教室」、自由に使える練習用ピアノ100台分の個室等実践学習のための工夫に溢れています。令和6年度には、犬や猫と触れ合える施設も建設予定です。 |
優秀な保育者へと導く3つのフィールド 小学校教諭や養護教諭への道も広がります
本学では、「専門教科」「幼児教育研究会」「教育・保育実習」の3つのフィールドから理想の教育にアプローチしています。「専門教科」では保育の専門知識を身につけます。「幼児教育研究会」は、本学独自のユニークな取り組みで豊かな教養のための科目です。新設されたどうぶつセラピー研究会を含む26の研究会のいずれかに学生は2年間所属し保育者として研究に取り組み、その成果を学内・外での各種イベントや催しで発表しています。「教育・保育実習」は、本学で得た知識や技能を、実際に保育の現場で実践する生きた学習です。更に、「養護教諭二種免許状(国)」や「小学校教諭二種免許状(国)」取得のためのカリキュラムも充実しています。 |
半世紀にわたる保育者育成教育で練り上げた綿密な計画で効果的に教育・保育実習を実施
こどもの教育は、遊びを通して行われると言われます。そのための指導方法を「音楽あそび」「造形あそび」「体育あそび」「こどもと人間関係」「言葉あそび」などの演習科目を中心に学びます。実習は、学内における講義や実践教育の成果を実際に幼稚園、保育所その他の児童福祉施設において、総合的かつ具体的に学習するものです。7つの附属園をはじめ、各地の幼稚園、保育所、施設、小学校での実習は合計2年間で2ヶ月以上となります。保育者の養成一筋で半世紀近くが経過した現在、多くの幼稚園や保育所等で卒業生が活躍、主要な役割を果たしており、実習先との強い信頼関係も本学の強みの一つです。 |