オートクチュールデザインチームでは、会場との交渉やお客様との打ち合わせ、式当日の運営などを幅広く担当しています。企画・提案するのはお客様に合わせた唯一無二のプラン。招待状や調度品の選定はもちろん、希望に応じてホテルやゲストハウス、時には美術館のような施設を手配して、オリジナルのウェディングを創り上げます。忘れられないのは入社1年目に担当したお客様。経験不足から不安感を与えてしまいましたが、お客様は人生の先輩と捉えてコミュニケーションすることで、徐々に信頼してもらえるようになりました。挙式後には「阿部さんに担当してもらえて本当によかった」と手紙を頂き、この仕事を選んで良かったと実感しました。
学生時代は学内スポーツ大会の運営に携わりました。効率的な運営のために必要な改善策を提案し実行。一人では実現が困難なことであっても、周囲との調整を重ねることで運営の効率を改善することができました。協調しながらイベントの運営を行った経験は、今の仕事にも活かされています。また、ブライダル系企業でのインターンシップにも積極的に参加し、業界の基礎やサービスについての知識も身につけることができました。今でも心に残っているのはマネージャーの「サービスの答えはお客様が持っている」という言葉。自分の考えだけで進めるのではなく、お客様が望んでいるものは何かということを考え、提案するきっかけになりました。
将来を考える時に「適性よりも自分が本当に好きなこと」を最優先することが大切。私も入社当初は自分の適性を疑いましたが、この仕事が好きだからこそ、今まで続けることができました。また、お客様によってこれまでの経験や家庭環境はさまざま。相談や打ち合わせの時にウェディング以外の話題でもコミュニケーションができるよう、幅広い分野の知見を広めていくことも重要です。何気ない会話の中から、良い式を作り上げるヒントが得られるかもしれません。SAIJOでは他コースの科目を履修できる制度があるので、コースの垣根を超えた交流が活発。ぜひさまざまな業界に関する理解を深めるとともに、人脈も広げてみてください。
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ オートクチュールデザインチーム在籍/国際コミュニケーション学科 ブライダル・コーディネートコース/2009年卒/プランナーとしてオーダーメイドのウェディングのほか、大小のイベントなどを企画・運営している阿部さん。期待を上回る感動を提供するため、通勤時間なども活用してデザイン情報をインプットしている。ウェディングの場合、お客様とのお付き合いは半年以上に及ぶので関係が深まり、当日は親友のような気持ちで迎えているとのこと。「お子様の誕生や結婚一周年記念のお祝いなど、結婚後のライフイベントも一緒に出来るよう関わりを作っていきたいと考えています」と、今後の抱負を語ってくれた。