結婚式をコーディネートする、ブライダルコーディネーターをしています。人生で大切な『結婚式』という1日を、かけがえのない幸せな日として新郎新婦の記憶に残るように。お客様と半年~1年ほど前からお打合せを行い、出会いや共通の趣味など色々なことをヒアリングし、式の内容を一緒に考え、丁寧に準備を進めていきます。そうして迎えた当日、おふたりのとびきりの笑顔を拝見したり、「小野さんに担当していただけてよかった」と感謝のお言葉をいただくと、このために働いているのだと実感し本当に嬉しいです。責任の大きさを感じることもありますが、誰かの人生の幸せな瞬間をお手伝いできるという、特別な仕事にやりがいを感じます。
ブライダル業界は、家や車のように目に見える商品を売るのではなく、感動を売るお仕事です。そのため、どれほどおふたりに寄り添い、おふたりとご家族やご親戚、ご友人を想って、こちらが提案しご希望を叶えられるかが重要になります。そのためには、コミュニケーションが大切です。また、コミュニケーションは従業員同士でも必須。サービス・お花・美容・料理など、全てのセクションと式の内容を共有し共通認識を持つだけでなく、報告・連絡・相談も密に行います。式以外の通常業務の日も、出勤したらとにかく全セクションに挨拶し、私の業務が終わった後でも、他に手助けが必要そうな同僚等がいる場合は率先して動くよう心がけています。
結婚式場で働くプランナーさんの密着番組を観て興味を持ち、幅広く実践的に学べることから戸板に入学しました。ドレスモデルやオーキャンスタッフを経験したり、ブライダルをはじめヘアメイクなども学び、模擬挙式では学生たちが結婚式をプランニングし作り上げ、達成感を得ました。また、戸板が提携しているホテルでアルバイトも経験。プロの接客スキルを目の当たりにし、仕事に対して意識を高く持つことの重要性を実感し、学業と両立しながら懸命に働き、多くを学びました。就職活動中は、先生やキャリアセンターの方々の丁寧なご指導をはじめ、いつも支えて頂き心強かったです。常にキャリアセンターにいた記憶があります。
(株)BP ブライダルコーディネーター/服飾芸術科/2019年3月卒