入社後5年間、営業職として法人のお客様への当社ソフトウェアやサーバーの販売を担当してた私は、これまでの営業経験を別の形で活かしたいと思い、6年目を迎えたタイミングで事業企画職への挑戦を決めました。当社では近年、従来の営業職を新職種「ビジネスプロデューサー」と改めました。そして単に商品を売るのではなく、お客様の課題解決をミッションに、潜在的なニーズの掘り起こしに重きを置く提案型の営業スタイルへの改革を進めています。事業企画職の今は、営業職で得た知見を活かしながら、この改革を進めるための社内教育や各種運営・企画を担当しています。こうした革新的な取組みに携われることが、大きなやりがいとなっています。
課内・課外の両方でアクティブに活動し、充実した4年間を送りました。経済学部では会計ゼミに所属し、「産学チャレンジプログラム」や「ビジネスコンテスト」に挑戦しました。ここでチームの仲間たちと議論を重ね、アイデアを出し合いながら力を合わせて一つの成果物をつくり上げたことは、とても有意義な経験になりました。また、企画&イベントサークルでの活動では、学内だけでなく学外にも、ネットワークを広げることができました。社会人となった今あらためて思うのは、いずれの活動も様々なプロジェクトを成し遂げるために欠かせない「人を巻き込む力」を身に付ける上で、価値ある学びの場になったということです。
学生時代の就職活動中は、企業インターンシップに数多く参加しました。インターンシップを通じて企業の雰囲気を体感し、そこで働く方々のリアルな声にふれたことで、自身の特性と企業が求める人材像とがマッチしているのか、一緒に働きたいと思える仲間がいるのかなどを、見極めることができたと感じています。また入社後は、理想とする働き方と、人生設計を含むキャリアプランを早くから考えておくことも、キャリアを充実したものにする上でのポイントになると思います。そして自身の方向性にブレが生じていないかを定期的に振り返ることで、将来の目標を明確化し、次へのステップアップにつなげることができるのではないでしょうか。
富士通株式会社/経済学部 経営学科/2017年卒