旅行会社で、企業の出張手配を担当しています。お客様とは、電話やメールでのやりとりがほとんどです。特に電話は声だけで必要な情報をお伝えするため、どう説明すれば分かりやすいか、いつも気を配っています。話す前に要点を紙に書いて整理するなど、自分なりに工夫しているんですよ。混雑状況などでご希望の航空券を手配できないときは、他の航空会社や、直行便・経由便など、いろいろ調べたうえで、お客様が納得される代案を提示します。喜んでいただけると、自分の仕事がお客様の役に立ったことを実感できて嬉しいですね。同時に、お客様のビジネスにもかかわる、責任重大な仕事なんだなって、身の引き締まる思いにもなります。
保健体育の教員免許取得を目指して勉強しました。教育実習で、実際に保健の授業を行ったときには、どうすれば子どもたちに分かりやすく説明できるか、何度も悩んで考えましたね。大変でしたが、とてもいい経験でした。また、「かわ道楽」という環境保全サークルに所属して、大学のまわりの里山の整備や、川のごみひろい、生き物調査などを通して、地域の人たちと楽しく交流できました。NPO団体と協働でのイベント活動も多かったですね。サークルの代表を務めていたので、司会を任されることも多く、常に伝わりやすい話し方を意識していました。分かりやすい説明と、伝わりやすい話し方。振り返ると、どちらも今の仕事にそのまま活きていますね。
高校の修学旅行で沖縄の久米島を訪れた際、現地のお宅を訪問したのがきっかけで、仲良くなったご家族がいるんです。それから毎年夏休みには必ず久米島に旅行に行き、そのお宅に泊まらせていただいてます。旅を通してたまたま出会った方々と、縁あってその後もずっとお付き合いできる、そんな出会いが旅行の魅力です。もともと旅行が好きで、ずっと旅行会社で働きたいと思ってたんです。そのために、夏休みや冬休みに集中して勉強して、大学2年のときに国内旅行業務取扱管理者、3年のときは総合旅行業務取扱管理者の資格も取得したんです。長い休みがあるのは学生時代だけ。ぜひ有意義に過ごしてください。きっと得るものは大きいですよ。
エムオーツーリスト株式会社勤務/現代人間学部 身体環境共生学科(現・人間科学科)/2014年3月卒/千葉県立柏中央高校出身/中高とバスケット部に所属していた久保田さん。スポーツが好きで、大学時代の体育の授業が印象に残っている。「学部学科、学年関係なく受講できるので、交友関係が広がりました!みんなでわいわい言いながら、一緒にスポーツを楽しむことで、自然に仲良くなれた気がします」。もう一つの趣味である旅行を通して、職場の方ともすぐに打ち解けることができたという。「土日を利用して、よく一緒に旅行に行きます。先輩後輩の立場を超えて、一緒にその土地の名所や美味しい食べ物との出会いを楽しめるのが旅行の魅力ですね」。