専門は「マーケティング」です。マーケティングとは「売れる仕組みづくり」です。「Who?(お客様は誰か?)」、「What?(お客様にどんな価値を提供するのか?)」、「How?(お客様にどのように提供するのか?)」を考えます。具体的には、製品やサービスの中身をどのようなものにするのか、価格はいくらに設定するのか、流通ルートや広告・宣伝方法をどのようにするのかについて、研究します。マーケティングのリアルに精通しています。そのような研究を行うかたわら、アパレルメーカー、スポーツ小売企業、プロスポーツチーム、自治体(愛知県日進市)などとの産官学連携の研究プロジェクトに参画しています。民間企業のコンサルティングも手掛けています。さらには、大手コンサルティング会社や、NPO法人の顧問も務めています。
「マーケティングで大切なのはワクワク・ドキドキです。テーマパークが顧客に提供する価値がまさにそれです!」と語る小野教授。授業でもワクワク・ドキドキの体験を大切にする。それを叶えるのがアクティブラーニングだ。ビジネスの現場では教科書に書かれていないことや、書かれていることと逆のことが起こる。授業では、身近でなじみのある企業の事例を元に学生同士でディスカッションを繰り返したり、企業に出向いて職場体験をしたり、新しいビジネスを構想したりすることにより、受け身で先生の話を聞くのとは違う学びを実践する。
商学部では、議論して学ぶ「ケースメソッド」と、体験して学ぶ「フィールドメソッド」を組み合わせた教育を実践しています。皆さんと一緒に今までにないワクワク・ドキドキの挑戦をすることを楽しみにしています!
慶應義塾大学卒業。慶應義塾大学大学院修士課程にて修士号取得。コペンハーゲンビジネススクール・慶應義塾大学大学院インターナショナル・パートナーシップ・プログラム修了。慶應義塾大学大学院博士課程満了。中小企業大学校 中小企業診断士養成課程インストラクター・プログラム修了。ハーバード大学経営大学院(ハーバード・ビジネス・スクール)エグゼクティブ・プログラム(GCPCL)修了。学校法人栗本学園 常務理事。