これからもより良い授業づくりのために学び続けます
高校で保健体育を教えています。体育の実践演習の授業では、生徒がどのような練習を行えば、運動技能が向上していくかを常に考え、段階的な練習方法を取り入れながら授業をつくるように心がけています。また、生徒の安全管理にも細心の注意をはらって授業を進めています。常に、生徒の安全を第一に考えながら、けがのリスクや防止に努め、練習場所や生徒の動線についても考えています。やりがいは、自分の指導によって運動技能が向上するなど、生徒の成長を実感できることです。将来を通じて生徒が運動やスポーツを好きでいられるような指導力を磨いていきたいです。
印象に残っている授業は学校体育指導演習です。体育の授業を行うにあたってのポイントや指導方法、安全管理の方法などを学びました。教員役や生徒役になって、互いに授業を行うことで、違う視点から学ぶことができ、注意すべき点に気づくことができました。教職勉強会には大学3年の春から参加。教科の専門的な知識や勉強方法まで幅広く教えていただきました。学びやすい学修環境が整っていたことで教員採用試験への不安が軽減し、試験対策に集中できました。教職センターの先生方からは「自分に自信をもっていい」と前向きな言葉を何度もかけていただきました。そのおかげで自信をもって試験に臨め、教員になる夢をかなえることができました。
教員になりたいという夢があったので、大学では向上心をもって学業に励んできました。教員になった今も、大学時代と同様に向上心をもち、成長し続ける人でありたいと思っています。そして、常に学び続け、学んだことを生徒に還元できるような教員になりたいです。新しいものに目を向けたり、周りの先輩の先生方をみながら、保健体育の指導方法や、授業づくりなど学んでいきたいと思っています。将来を通じて生徒が運動やスポーツが好きでい続けられるような指導能力を身につけたいです。
岐阜県立華陽フロンティア高等学校 勤務/スポーツ健康学部 スポーツ健康学科/2023年卒/高校の保健体育の授業を担当。1年生のクラス担任、女子バレー部の顧問、校務分掌(生徒指導部)も務める。大学時代を振り返り、実践的な実技科目や、教員採用試験対策のプログラムでの学びが、教員採用試験の合格につなっがたと思うという。今後も常に向上心を持って学び続け、生徒たちに運動やスポーツの魅力、楽しさを伝えていきたいと話す。
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