高等養護学校の養護教諭として、生徒指導、カリキュラム作成から実際の授業、給食指導などを行っています。中学生の頃から、人に何かを教えることが好きで、将来は教師になりたいと考えていました。大学入学時に、障がいのある子どもたちを預かるアルバイトを始めたことで子どもたちと関わることに喜びを覚え、特別支援教員になりたいと思うようになりました。仕事の魅力は、生徒の成長を肌で感じられること。業務上では、他の職員との協働は欠かすことができません。生徒一人ひとりの成長のために何ができるかをチームで考え、指導がうまくいった時には大きな達成感を得られます。最初は反抗的だった生徒と心が打ち解けた時には凄く嬉しいです!
心理学に興味があったので、北星学園大学を選びました。大学で学ぶうちに、障がいのある子どもたちが何を考えているかなど、様々な視点からとらえることができるようになりました。大学には様々な学部があり、多くの学生や先生たちがいます。そのため、大人数の人とうまくやりとりする方法も身につけることができました。
北星学園大学には教職支援室があります。職員の方々は、採用試験対策や教育実習のことはもちろん、普段の何気ない悩みなども親身になって相談に乗ってくれました。採用試験の勉強や教育実習の準備をしている頃、気持ちが沈んでしまうことがありましたが、その度に温かい励ましの言葉をいただき、なんとか合格することができました。教員養成は様々な大学で展開していますが、採用者数など数字の実績だけではなく、その大学がどのくらいサポートしてくれるのか、中身に目を向けることが大事だと思います。
北海道美深高等養護学校 勤務/社会福祉学部 福祉心理学科(現:心理学科) 卒/2022年卒