2000機以上の人工衛星が地球を観測している |
通信衛星、放送衛星、気象衛星、GPS衛星など、私たちの生活に密接に関わっている人工衛星。現在、2000機以上の人工衛星が、それぞれのミッションを遂行するために、地球の周りを飛び続けています。 天気予報で見かける雲の映像は、気象衛星「ひまわり」の衛星画像。「ひまわり」は24時間で地球を一周します。一生懸命、地球を周回していますが、何かに気づきませんか?そう、地球の自転周期も24時間ですね。ということは、「ひまわり」はずっと同じ場所にとどまり、いつも私たちの上空で気象状況を観測しているのです。北海道情報大学では「ひまわり」の最新のデータを授業で用い、データを解析し、画像や動画を作っています。 |
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ドローンと人工衛星は同じプログラムで動いている |
ドローンといえば、手軽に空撮ができる便利なメカというイメージです。最近では用途が広がり、農薬散布や災害時の物資輸送にも使われています。単なる面白いメカだと思われがちですが、実はコンピュータが搭載され人工衛星とほぼ同じプログラムで動いている、まるで小型の人工衛星なのです。「ドローンのプログラムが作れたら、人工衛星も作れますよ!」と、宇宙情報専攻で教える渡部教授。 |
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私たちの生活は、いつも宇宙とつながっています! |
人工衛星や惑星探査機の開発に携わる渡部教授は、「人工衛星が消滅したら私たちの生活は成り立たないでしょう」と話します。テレビや通信機器、カーナビが使えなくなり、飛行機や船の制御ができなくなります。スマホもほぼ役立たず状態で、想像を超える状況に直面します。そう考えると宇宙は身近な存在であり、宇宙の技術開発は可能性が無限に広がる領域です。 キミはいま、興味のあること、得意な分野はありますか? たぶんそれは、多種多様のスペシャリストが活躍する宇宙の技術開発で活かされます。空を見上げてください!その先にキミの未来があるはずです。 |
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