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私立大学/大阪・東京

タカラヅカダイガク

夢を実現するまでの道のりは本当にあっという間。まずは目の前の目標を目指して

仲内 渉(大阪赤十字病院 勤務) 2016年度入学
Q.今現在の所属と仕事内容を簡単に教えてください。
A.救急救命センターに所属しています。急性期患者さんへのケアや薬剤投与を行い、状態が安定したら一般病棟へ転床する、ということが主な仕事になっています。

Q.なぜこの病院(病棟)を選びましたか?
A.大規模な三次救急医療機関の救急センターで働くことで、様々な疾患の患者さんを見て学ぶことができると考えたからです。

Q.新型コロナウイルスで大変な中の入職となりました。現場の方はどのように対応され、どのようにこの数か月を感じていますか?
A.救急センターはコロナ対応病棟になっており、レッドゾーン、グリーンゾーンのゾーニングや、ガウンやマスクの防護具の着脱方法の厳守、採血などの検体はチャック付きビニール袋に入れるなどして、感染対策を行っています。研修が無くなり、同期の看護師との交流もできず残念ではありますが、新型コロナウイルスの最前線で働くことで学びも多く、やりがいを感じています。

Q.思っていた「看護師」像と実際働いてみたの「看護師」像でギャップはありましたか。
A.母親が看護師ということもあり、仕事の話はよく聞いていたので、思っていた看護師像とのギャップはそれほど感じていませんでした。しかし、患者さんの死に直接関わった際などはイメージしていても心への負担を大きく感じています。

Q.やりがいを感じるときはどんなときですか。
A.沢山ありますが、重症の患者さんで最初は意思疎通も困難だった方が、徐々に回復して話せるようにもなり、一般病棟へ転床した時は、とてもやりがいを感じます。

Q.日々の業務の中で、大変だと思うことはありますか。そのことにどのように対応されましたか。また、男性看護師で苦労したことなどはありますか。
A.救急センターは忙しい病棟で、重症の患者さんを2~4名受け持たなければなりません。投与する薬剤や行う処置も多いため、患者さんの全体像の把握とタイムスケジュールの管理が大変です。今は先輩看護師にアドバイスを受けながら、サポートのもと業務を行うことができていますが、全体像の把握には疾患の理解がとても重要になるため、日々怠らず学習を継続しています。  救急センターは男性看護師が多い病棟で男性だからという苦労はありません。先輩方がとても気さくに話しかけてくださるので、びょうとうでもすごしやすくかんじています働きやすい環境だと感じています。

Q.大学で学んだことは日々の業務に生かされていますか。芸術療法を学んでいてよかったと思うような場面はありましたか。
A.大学での実習や学習、国家試験に向けた学習も、日々の業務にとても生かせていると感じています。分からない疾患もありますが、解剖生理学を深く学習していたことで理解も容易になるため、改めて大学時代の学習の重要性に気づきました。現在は急性期病棟であるため、意識の無い患者さんも多く、芸術療法の学びを生かせることはできていません

Q.看護師を目指す高校生へのメッセージをご記入ください。
A.看護師になるためには、看護学生時代から長期間の実習やレポート課題、また看護学や解剖・病態生理学などの学習が多いです。免許を取得し、実際に病院で働いてからも毎日先輩看護師との振り返りや疾患の学習・技術の習得など忙しい日々が続きます。しかし、そのような中でも、患者さんとの関りや学習してきたことの成果が発揮できた時などで楽しさを見いだすことで、とてもやりがいのある仕事だと感じることができます。夢を実現するまでの道のりが今は長いように感じるでしょうが、本当にあっという間です。まずは目の前の大学受験の合格を目指して頑張ってください!
宝塚大学(私立大学/大阪・東京)
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