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私立大学/大阪・東京

タカラヅカダイガク

支援は共感することではなく、傾聴することが大切だと学びました。

明星高等学校
阪井 裕向 2023年度入学
Q. 宝塚大学で経験したボランティア活動について教えてください。

私は、将来途上国に医療ボランティアとして出向き、尊い命を少しでも救えたらと考えて、学内の災害看護サークルに入って活動しています。
2024年1月1日、能登半島地震が発生した際、当初は個人で被災地に向かうつもりでしたが、サークル顧問の教授が大学や現地のボランティア団体と交渉してくださり、3月に課外活動として支援に行きました。現地では、被災者の方々だけでなく、ボランティアの方々もさまざまな困難に直面していたので、看護学部生として何ができるかを考え足浴を行い、多くの方に喜んでいただきました。


Q. 能登半島地震災害ボランティアで大変だったことを教えてください。

3月に支援に行った際に大変だったことは、被災時の話を被災者の方々から聞いたときに、自分はどのように対応したらよいのかわからなかったことです。
自分自身は被災したわけでもないので共感することはできないし、することはおこがましいのではないかとも考えていました。しかし、被災者の方は「話を聞いてもらうだけでも心が和む」と言ってくださりました。この経験から、ボランティアは共感することではなく、傾聴することが大切だと視野が広がりました。
また、9月にも再度現地を訪問したのですが、水害で自分たちも被災してしまいました。支援者が被災者になりうることも経験し、支援することの難しさを痛感しました。


Q. ボランティア活動の経験を、今後どのように活かしたいと思いますか?

ボランティア活動を通して学んだことは、災害活動のみならず、看護職としても役立つものがたくさんありました。
「人に寄り添う」ということ、これは入院中の患者さんと話すときも心のケアに繋がると考えます。
そして、看護学の授業で培った技術を応用して現地で行った足浴により、皆さんの笑顔をつくることができ、授業を受けることで自分のできることや可能性が広がっていることを実感しました。
他の大学では経験できない、私の将来の目標に近づけるような経験がこの大学にはあると心の底から感じています。
宝塚大学(私立大学/大阪・東京)
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